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友美「大丈夫?」

A「うん…」

友美「ヒョクオッパに連絡しようか?」

A「大丈夫だよ。ちょっと熱が出ただけなのにオッパを起こすのは可哀想だよ」

夜中3時…。

毎日忙しく働いているオッパは疲れて寝てるはずだから邪魔はしたくない。

友美「でも…38度もあるよ?」

A「寝たら治るよ」

友美「……わかった。タオル冷やしてくるから寝てて」

A「うん。ありがと」

友美が部屋を出るとすぐに眠りについた。

明け方友美がまた冷えたタオルで首もとを冷やしてくれていることに気付いた。

A「友美…ありがと。もう大丈夫だから…友美も寝てね。あ…手紙…書かな…いと……ヒョクオッパが…心配……しちゃう…」

友美「大丈夫。オッパならわかってくれるから。今は寝なさい」

A『うん…。早く元気に…なってヒョクオッパ……に…手紙書きた…い…。会い……たい…』

友美『…………』

友美の言葉はまた眠りについていた私には届かなかった。

頭を撫でてくれる手の大きさが友美よりも大きいことにも気付かなかった。

でも、この手は優しくて温かくて…安心した。

まるで子供の時に熱が出て夜中に帰ってきた父親がその手で我が子を護ろうとしているかのような…懐かしい感覚だった。

ぐっすり眠り熱も下がった私は、お昼前にやっと目覚めた。

友美「おはよ。熱は?」

A「おはよ。もう大丈夫だよ。色々ありがと」

友美「ん。最後にもう1回」

体温計を渡してくる友美に笑いながら受けとると「変な子」といつもの友美に戻っていた。

友美「36.6。Aにしては高いけど…」

A「明日には完全復活よ」

友美「お粥食べて薬飲んでゆっくりしな」

A「うん。いただきます」

友美「召し上がれ」

お粥を食べていると目の前で友美がニヤニヤと不気味な笑顔で…怖い。

A「なに?」

友美「お粥よりも薬よりも元気になれるものあげる」

そう言うと目の前に見慣れた封筒が…。

友美「今日の朝オッパから預かったの(笑)」

A「な…なんで!?」

友美「会ったから♪」

えぇ!!

A「何時に!?」

友美「7時くらいかな。今から仕事だって言ってた」

相変わらず忙しいのね…。

友美「でも終わるのは19時だから嬉しいってノリノリだったわ♪」

A「働きすぎじゃない?」

友美「さあ?本人に直接聞いたら?夜来るって♡」

えぇ!!

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☆夢叶信☆(プロフ) - mimiさん» おはようございます。コメントありがとうございます(*^^*)mimi様の作品是非読ませていただきます! (2018年10月23日 7時) (レス) id: abec9c0c40 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます!久しぶりに心が温かくなるヒョクのお話を読みました!ありがとうございます!良かったら私の作品も読んでみていただけたら嬉しいです^ ^これからも頑張ってください! (2018年10月23日 3時) (レス) id: 633d7fbf56 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - こんにちは! (2018年10月23日 3時) (レス) id: 633d7fbf56 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢叶信☆(プロフ) - りんさん» 空港ネタ…いただいちゃいました(///∇///)ありがとうございます! (2018年7月13日 12時) (レス) id: 20a2b30bcb (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒョクちゃんも頑張って!ヒロインちゃんの気持ちが大切(o^^o) (2018年7月12日 13時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆夢叶信☆ | 作成日時:2018年6月16日 17時

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