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76 EH side ページ27

EH『もしもし?』

KH『…何でですか?』

EH『あ?』

キッチンを出て寝室に行く。

KH『僕はAにかけたんですけど何故ヒョンがでるんですか?』

EH『Aは今忙しい』

KH『そんなこと聞いてません』

EH『俺の女にもう電話してくるな』

KH『はい?』

EH『だから、もう電話』

KH『いつからですか』

EH『昨日』

KH『昨日?』

EH『そう』

なるべく怒らないように淡々と答えていく。

KH『いつ知り合ったんですか?』

EH『そんな事お前に言う必要ないだろ』

KH『俺はAが好きです』

EH『だから何?もうAは俺の女なんだけど?』

KH『諦めませんから』

EH『Aを困らせてどうしたいわけ?Aが待ってるから切るわ。じゃあな』

何が諦めませんからだ!

ふざけるな!

Aはもう俺の女だ!

さっさと諦めろ!

ソラ『嬉しいよー!!』

A『きゃっ』

Aの小さな悲鳴が聞こえて見るとヌナにハグされて後ろに倒れそうになっていた。

EH『危ない!』

ギリギリ間に合ってAは倒れなくてすんだ。

A『オッパ…。ありがとうございます』

EH『ヌナ!何してるんだよ!』

ソラ『だって!Aちゃんがソラオンニって初めて呼んでくれたから嬉しくて』

EH『だからって弟の彼女を押し倒そうとするな!』

A『オッパ?』

Aの怯えた表情をみてハッとした。

違うよ?

Aに怒ってるんじゃない…。

DH『ヒョク!ちょっと向こうで話そ!』

EH『Aにケガさせたら二度と会わせないから』

ソラ『ごめん』

DH『大丈夫だからね』

俺がフォローしないといけないのに…。

情けない…。

ドンヘを置いてまた寝室に向かった。

DH『A心配してたよ?』

EH『うん…』

DH『あいつ何だって?』

EH『諦めないって』

DH『やっぱりね…』

どうしたものか。

二人で考え込んでしまう。

EH『あいつソユンの時は気持ち伝えてないよな?』

DH『うん。だからソユンも気付かなかった』

EH『Aにも伝えなかったらいいけど…』

DH『うん…』

もしAに伝えたら…。

何か今回は……。

DH『今度は伝えるかもしれないね…』

EH『お前もそう思う?』

DH『うん』

だよな…。

DH『Aの気持ちは決まってるからお前とどうこうなるとは思わないけど』

EH『一番でいられるかな…』

DH『何それ?』

EH『いつか二番になるかも…』

DH『よくわからないけど大丈夫だよ』

そうだといいけど…。

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☆夢叶信☆(プロフ) - mimiさん» おはようございます。コメントありがとうございます(*^^*)mimi様の作品是非読ませていただきます! (2018年10月23日 7時) (レス) id: abec9c0c40 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます!久しぶりに心が温かくなるヒョクのお話を読みました!ありがとうございます!良かったら私の作品も読んでみていただけたら嬉しいです^ ^これからも頑張ってください! (2018年10月23日 3時) (レス) id: 633d7fbf56 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - こんにちは! (2018年10月23日 3時) (レス) id: 633d7fbf56 (このIDを非表示/違反報告)
☆夢叶信☆(プロフ) - りんさん» 空港ネタ…いただいちゃいました(///∇///)ありがとうございます! (2018年7月13日 12時) (レス) id: 20a2b30bcb (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒョクちゃんも頑張って!ヒロインちゃんの気持ちが大切(o^^o) (2018年7月12日 13時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆夢叶信☆ | 作成日時:2018年6月16日 17時

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