promise 2

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A『お…お疲れ様でした…』

EH『？お疲れ様。大丈夫？』

A『はい！もう全然どこも何も痛くないです！』

EH『良かった…。安心したよ。でも無理はしないようにね？』

A『はい』

EH『じゃ…。帰るね』

え！？

A『あ！あの！お腹すいてませんか！？』

何それ！

EH『え？ご飯食べてきたから…』

A『そ…そうですよね…。あ！喉かわきませんか！？』

だから！

何言ってるの！？

EH『あ…。うん…。かわいたかな…』

私の意味不明な行動も優しいオッパはちゃんと応えてくれる。

A『良かったらお茶でも…』

EH『……いいの？』

A『はい！すぐ準備します！』

EH『ありがと。お邪魔します』

私の後ろを歩くオッパに全神経が…。

EH『危ない！』

A『きゃっ！』

閉まったままのドアに突進していた私…。

咄嗟にオッパがドアと私の額の間に手を入れてくれた。

EH『だ…大丈夫！？』

A『すみません！手…大丈夫ですか！？』

EH『俺は大丈夫だけど…』

もう嫌…。

意識しすぎて…泣きそう…。

EH『A？』

泣くな！私！

俯くな！私！

EH『え！？ど…どうしたの！？痛い？』

私の顔を覗きこんだオッパ…泣いているのがバレてしまった。

EH『どこ？どこが痛い？病院行く？』

首を横に振るしかできない自分が本当にいや…。

EH「いたいのいたいの…ドンヘのところに、とんでいけー」

え？

EH『日本のスタッフさんに聞いたことがある。おまじない』

A『………。あは…ははははは(笑)』

EH『えー？間違ってた！？』

A『いえ(笑)間違ってはないと思いますが(笑)それ…普通は自分の所に飛んでこいとかですよ(笑)』

EH『あ！そうだった！ドンヘとお互いのところに飛ばしてたからつい(笑)』

A『今頃ドンヘオッパ痛くて泣いてるかもしれませんね(笑)』

EH『あー！さっきの無し！Aの痛みは全部俺の所に飛んでこい！！ドンヘのところなんて飛んでいくなー！！もったいない！』

A『もったいないって何ですか(笑)』

EH『Aの痛み、悲しみ、喜び、幸せ…全て俺がもらいたい…』

え？

EH『俺の喜び、幸せはAにあげたい』

A『オッパの痛み、悲しみは？』

EH『辛い感情はAに持たせたくないから俺がどこかに捨ててくる。Aは笑っていてほしいから』

オッパ…。

A『それは…いやです…』

EH『え…』

オッパの瞳が悲しく揺れていた。

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