promise (ページ48)

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A『いやいや…。オッパ達が行ったら大変なことになるので待っていてください』

EH『じゃ、送っていくだけ』

A『ドンファさんが迎えに来てくれるので大丈夫です』

話しているとドンファさんから到着を知らせるようにワンコール着信をうけた。

EH『本当に気をつけて。何かあったら連絡して』

A『大丈夫ですよ。通訳するだけですから(笑)ここで待っていてください(笑)』

DH『ヒョン！絶対にAを護ってよ！』

大袈裟…。

心配そうに見ているソユンちゃんに『大丈夫だから』と笑いエレベーターに乗り込んだ。

ﾄﾞﾝﾌｧ『俺の横で通訳してね。俺から離れないように』

車に乗ると真剣な顔で言われた。

A『はい』

ﾄﾞﾝﾌｧ『約束…』

皆大袈裟なんだから…。

この時は軽く考えていた。

お店に到着して店内に入るとお客様とボナさんがフランス語と韓国語で喧嘩をしていた。

A〈お客様。どうなさいましたか？〉

〈この店員は何なの！？〉

A〈申し訳ございません。何か失礼がありましたか？〉

〈何度もオーダーを間違えて謝りもしないし挙げ句この店員が間違えたのにその分も請求してくるなんて！〉

えっ…。

ﾄﾞﾝﾌｧ『何だって？』

A『えっと…。ボナさんが何度もオーダーミスをしたのにその分も請求されたと…』

ドンファさんの顔色が変わったのがわかった。

ﾄﾞﾝﾌｧ『ボナ。どういうことだ？』

〈それにドンヘに渡してほしかったプレゼントも勝手に開けて！ドンヘのカフェだから来たのに気分悪いわ！〉

ボ…ボナさん。

何てことを！？

ﾄﾞﾝﾌｧ『ドンヘがなに？』

A『あー。ドンヘさんへのプレゼントをボナさんが勝手に開けてしまったらしく…』

ﾎﾞﾅ『変な物が入ってたらいけないから確認しただけでしょ！それに下手くそな韓国語でオーダーしてくるからミスするのよ！その分を請求して何が悪いの！』

〈ちょっと！何て言ってるの！？〉

どうしよう！

あんな酷いこと通訳できない！

A『ボナさんが何て言ったのか聞かれてるんですけど…あんな酷いこと通訳してもいいんですか？』

ﾄﾞﾝﾌｧ『丁重に謝罪して。オーダーミスの分は勿論、全てお代はいいと伝えて』

A〈大変失礼いたしました。店員には厳重に注意します。お代もサービスとさせていただきますとのことです。本当に申し訳ございません〉

ドンファさんと深々と頭を下げた瞬間物凄い力で突き飛ばされた私は壁に頭をぶつけてしまった。