promise (ページ39)

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友美「なるほどね」

昨日の事を話し終わると相変わらず一言だけを呟く友美。

A「ソユンちゃんとドンヘオッパが付き合ってるのは絶対に秘密だからね？」

友美「当たり前でしょ(笑)ソユンは私にとっても可愛い妹なんだから。そんなバカな事しないわよ(笑)」

A「うん(笑)友美だから信用できる(笑)」

友美「ギュオッパだけでも羨ましいのにウネオッパと仲良くなれるなんて…。まあ、ハルワンで仕事するからそのうちドンヘオッパには会うんだろうなって思ってたけどね」

A「いよいよ明日から仕事かー！緊張しちゃうよー！」

友美「まさかAが働く姿を拝める日がくるとは(笑)」

面接をして採用になって今日まで何度か電話越しの通訳はしてきた。

でも明日からはお客様を目の前にする。

A「人見知りなのに大丈夫かな…」

友美「あんたさ…ずっと思ってたけど人見知りじゃないよ？」

A「え？うそ！？何で！？」

真顔の友美に詰め寄ると

友美「逆に聞くけど自分が人見知りって思うのは何で？」

A「仲良くなるまで話しもできないから」

友美「あれのどこが？」

A「なに？」

友美「私と初めて会った時の事覚えてる？」

友美と初めて会った時？

友美「初めて会ったのに笑って話してたよ？ソユンと初めて会った時も」

んー。

そうだったかな？

ソユンちゃんの時は覚えてるけど。

友美「うちの旦那とも普通に話してたけど？」

A「だって親友を託すんだもん。信用して…」

友美「それだよ。Aは信用できると思った人や雰囲気で仲良くなれると思った人とは会った瞬間から心を開くんだよ」

A「んー。そうなのかもしれない…」

友美「だから本気の人見知りじゃないよ」

そうなの？

友美「だから大丈夫だよ」

A「なんか…友美に言われると本当に大丈夫な感じがする(笑)」

友美「慣れた頃に私もコーヒー飲みに行くから(笑)」

A「早く来店していただけるよう頑張ります(笑)お客様(笑)」

昔から緊張すると友美が助けてくれる。

いつの間にか心地のいい緊張感だけになっていた。

友美「明日は何時からなの？」

A「14時から。初日だから4時間だけなんだけどね」

友美「そっか。じゃ夜まで遊びに行こ！」

A「行く行く！準備するから待ってて！」

急いで準備をすると夜までショッピングを楽しんだ。