promise (ページ38)

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EH『ったく…。何で俺が荷物運ばなきゃいけないんだよっ！』

DH『ｲﾃｯ！危ないだろ！』

ドンヘの太ももを蹴るとソユンを落としそうになり本気で睨まれた。

ｿﾕﾝ『んー』

DH『ソユン？起こしちゃった？』

ｿﾕﾝ『んー』

EH『起きてるんだろ？』

ｿﾕﾝ『起きてないです』

………完全に起きてるだろ。

ｿﾕﾝ『ヒョクオッパ』

EH『何だよ』

ｿﾕﾝ『あれほどダメって言ったのにオンニの事好きになりましたね』

EH『悪いけどソユンがAに会う前から俺はAの事が気になってたから』

ｿﾕﾝ『そんなウソつかないでください！』

DH『ソユン。本当だよ？』

ｿﾕﾝ『………』

完全にウソだと思っているソユンだったけどドンヘの一言で少しだけ信じてくれたような表情だった。

それを見逃さず全てを話した。

EH『だから…』

ｿﾕﾝ『オンニが…？泣いてた…？』

EH『俺さ、今日Aが笑ってるのを見て嬉しかったんだ。Aは笑っていてほしいんだよ。もう泣いてほしくない…。俺の気持ちなんて届かなくてもいい。ただ見守りたい』

DH『ヒョク…』

ｿﾕﾝ『ヒョクオッパ…。私、協力します！オンニの事が大好きだから全力でヒョクオッパを応援します！だからオンニの事を絶対に幸せにしてください！』

EH『ソユン…ありがとな』

ｿﾕﾝ『直接聞いてはないですけどギュオッパもオンニの事狙ってますよ』

『『は！？』』

ｿﾕﾝ『この前もオンニに電話したときギュオッパが一緒にいたみたいです。しかもオンニの家に』

あいつ…ドンヘの次は俺とライバルかよ！

やれやれ…。

まさにこんな心境のドンヘ…と俺(笑)

ｿﾕﾝ『負けたらダメですよ！絶対にオンニとお付き合いしてダブルデートしましょう！』

あれほど嫌がっていたソユンを味方にできた。

ｿﾕﾝ『ここはドンファオッパにも協力してもらいましょう！あ！オンニの連絡先聞きましたか！？』

EH『いや…それが…』

ｿﾕﾝ『聞いてないんですか！？』

信じられない…。

バカなの…？

まさにそんな表情のソユン…。

ｿﾕﾝ『ヒョクオッパがそんなに奥手だったとは知りませんでした』

それから明け方まで俺たちの秘密の作戦会議は続いた。

DH『とりあえずヒョンには伝えておくから』

ｿﾕﾝ『私はオンニの様子を見ながら報告します』

EH『俺は…』

DH『行動あるのみ！打倒マンネ！』

EH『お、おう』

行動あるのみ。

第１回作戦会議は5時過ぎに解散となった。