promise (ページ31)

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友美「へー。いいじゃん」

翌日遊びに来た友美にランプを自慢すると普通のテンションで一言だけ。

A「もう！もっと感動してよー」

友美「だってこれは私の趣味とは合わないもん」

A「…そうだね…」

確かに友美の趣味ではないか。

A「でもこれだけ私の趣味と合う人ってどんな人なんだろうね(笑)」

友美「それは私も気になる！」

友美と話をしていると着信を知らせる音が響いた。

A「ソユンちゃんからだ！」

ｿﾕﾝ《今電話しても大丈夫でしたか？》

A『もちろん！どうしたの？』

ｿﾕﾝ《突然なんですけど今日時間ありますか？》

A『大丈夫だよ♡今友美とのんびりお茶してるだけだから(笑)』

友美『ソユーーーン！！！』

ｿﾕﾝ《あは♡友美オンニの声が聞こえました(笑)》

A『目の前で絶叫してるよ(笑)今日休みなの？』

ｿﾕﾝ《夕方まで仕事なんですけど…彼氏がAオンニにどうしてもお礼をしたいって言ってるんです…。》

A『お礼って私ソユンちゃんの彼氏に会ったこともないのに？何もしてないのにお礼って…』

ｿﾕﾝ《オンニとギュオッパと食事に行った時に彼氏が迎えに来てくれたじゃないですか。その時にオンニに助けてもらった事を話したら今日突然お礼をしたいと…》

A『そんな…お礼なんて…。私が勝手にしたことなのに』

ｿﾕﾝ《私凄く助かったんです！オンニが助けてくれなかったら私あそこから逃げられなかったんです》

A『ソユンちゃん…』

ｿﾕﾝ《それを彼氏も知っているので…凄く感謝してるんです》

私はただソユンちゃんが余りにも辛そうだったから咄嗟に行っただけなのに…。

でも断るとあの時の事を気にしそうな感じがして、ありがたく受けることにした。

ｿﾕﾝ《ありがとうございます！また時間がわかり次第連絡します！》

何故かお礼を言われ不思議な感じだった。

友美に話をすると「律儀なカップルだね(笑)」と笑っていた。

ソユンちゃんの彼氏ってどんな感じか？という話題で盛り上がり夕方までずっと笑っていた。

《お迎えに行くので住所教えてもらってもいいですか？》

住所を送るとビックリする返事がきた。

《えぇぇぇ！？彼氏と同じアパートです！そのまま家で待っててください(笑)》

まさかの同じアパートだった(笑)