promise (ページ29)

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～数日後～

ｿﾕﾝ『オンニ！お待ちしてました！』

A『ごめんね！どうして今日に限って弘大に行っちゃったんだろ…』

ソユンちゃんから例のランプが完成したと連絡がきたとき一人気儘にショッピングを楽しんでいた。

ｿﾕﾝ『あはは(笑)何を買ってきたんですか？』

A『見てみて！』

一目惚れで購入した服を広げて見てもらった。

ｿﾕﾝ『うわー！カッコいいデザインですね！』

A『でしょ！ソユンちゃんとのデート用だよ！』

ｿﾕﾝ『本当ですか！？今度デートしてくれるんですか！？』

A『したい！』

１０分程話し込んでしまった(汗)。

本来の目的はランプなのに…。

ｿﾕﾝ『これなんですけど…いかがですか？』

A『すごーーーい！』

目の前のランプにまたテンションが上がるとソユンちゃんは笑っていた。

ｿﾕﾝ『気に入っていただけたみたいで安心しました(笑)どうしますか？配達もできますけど』

A『今日から使いたいから持って帰るよ！』

ｿﾕﾝ『運ぶの大変じゃないですか？』

A『友美にお願いしてみる』

友美に電話をすると久しぶりに旦那さまが早く帰ってくるから気合いを入れて食事の準備をしているとの事。

A『タクシーは…無理か…』

ｿﾕﾝ『あ！そういえば…ここを押すと丈の調節が可能なんです。今はマックス伸びている状態なので…』

説明をしながら丈を短くしてくれた。

A『こんな仕掛けがあるなんて…凄い(笑)』

おかげで無事タクシーに乗れアパートに帰ってこられた。

A「本当にデザインしてくれた人…天才(笑)」

弘大で買ってきた物を下ろしランプを抱えたまま暗証番号を押したとき隣の部屋のドアがあいた。

『あ…』

A『こんばんは…』

挨拶をすると、その人は驚いた顔をしていたけどすぐに笑顔になった。

『こんばんは！』

結構な声量にビックリだよ…。

とりあえず会釈をして部屋に入ると早速リビングのソファー脇にランプを置き丈を調節。

A「完璧！」

んー！

やっぱり素敵♡

優しい光に照らされるリビング。

A「ようこそ…我が家へ」

ずっと大切にするからね。