promise (ページ26)

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26　EH side ページ26

最近仕事の合間に出かけるギュが今日も出かけようとしている。

EH『最近お前どこに行ってるんだよ…』

KH『ヒミツの場所です(笑)それでは時間までには戻りますので行ってきます！』

ヒミツって…。

EH『女か…』

鼻の下をのばして出かけるマンネ…解りやすい。

そして俺の頭には例の彼女が浮かぶ…。

あの悲しそうな顔が。

今どこで何をして何を考えているんだろう。

DH『ヒョクー！』

EH『なに？』

DH『ソユンがねー』

またソユンの話か。

DH『例のオンニに助けてもらったでしょ？何かお礼した方がいいかなーって考えたんだ！』

EH『へー。いいんじゃないか？』

DH『それでねー。ヒョクの部屋でパーティーなんてどう？』

何で俺の部屋でなんだよ…。

DH『ヒョクと俺でご飯作ってさー』

だから何でだよ…。

DH『いい考えじゃない？』

EH『何で俺の部屋でお前とご飯作ってソユンのオンニにお礼するんだよ…。おかしいだろ…』

DH『えぇ！？全然おかしくない』

見ず知らずの人を…俺の部屋に…。

EH『ないない…』

DH『ありあり！』

EH『お前の部屋で勝手にやってろ』

DH『楽しい事はお前とやる！』

EH『だったらお前の部屋で決定』

DH『嫌だ』

何だそれ…。

EH『だったら俺も嫌だ』

DH『ソユン以外の女の人を部屋に入れたくないんだよー』

EH『嫌味か！』

俺に彼女がいないからって…。

DH『違うよー！もしこれが運命の出会いになればって思っただけだもん…』

EH『運命の出会いって…乙女か』

DH『ヒョクに彼女できたら4人で遊べるじゃん！』

EH『でも俺』

DH『あの人が気になってるの？』

EH『悪い？』

DH『悪くはないけど会えない人より会える人にしたら？』

わかってるよ…。

でもあの悲しそうな顔が頭から離れないんだよ…。

DH『もう決定！ヒョクの部屋でヒョクの為にパーティー！』

EH『だから！』

DH『めちゃくちゃ美人で優しい人だって言ってたから友達からでもいい！』

EH『お前、人の話聞いてる？』

DH『聞いてるけど俺はヒョクに幸せになってほしいの！以上！』

ドンヘ…。

俺…良いなんて言ってない！！！