Promise(I'll be) (ページ4)

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私と彼ページ4

テクとは、4年前くらいから……こんな関係を続けてる

出会ったのは、その半年前くらい

フリーライターの私が、昔からの仕事仲間からの依頼で2PMに密着取材をすることになった

半年程、本国でのサイン会、コンサート、日本でのツアー、個人活動のドラマ現場に同行させてもらっていた

取材対象としてしか見ていなかったのに、

いつの間にか、テクがズカズカと私の中に入り込んできた

……………

……………………

－2016－

日本でのアリーナツアー最終日の打ち上げで

いつもは、参加しないけれど、

今日はぜひどうぞってマネージャーさんに言われて……やむを得ず参加した

『Aさん、これも旨いよ！食べた？』

テギョンさんが知らない間に私の隣に座って、食べ物をどんどんお皿に盛ってくる

『あ、そんなに食べられないから。』

『じゃあ、ビール飲む？』

『いえ、まだ戻ったら仕事しないといけないので…』

………テギョンさんが、なんか急にすごいグイグイくる…

チラッとテギョンさんの顔を見ると

ニカッと歯を出して笑う

なんか……憎めない人

『ここにいないで、他のメンバーと楽しく食べてください。

私はもう少ししたら、ホテルに戻りますから』

『え？戻るの？』

『まだ仕事が残ってるので…』

『そっか。』

そう言ったのに、ちっとも離れていかないテギョンさんの隣で食事をして

『じゃあお先に』と声をかけてから

立ち上がって、スタッフの皆さんやメンバーに声をかけて食事会の席をあとにした

…………

タクシーを捕まえて、乗り込むと

『え？！』

一緒に乗り込んできたテギョンさん

『なんですか？』

『俺も、戻るから。同じとこ戻るんだし、乗せてよ』

ってまたニッと笑う

『………』

返事に困ってると

「〇〇ホテルまで。」

テギョンさんが、運転手さんに伝えて、タクシーが走り出した

『ちょっと飲みすぎたし。寝たいから。』

『そうですか。早く、休んでくださいね』

って笑うと、

『ありがと』

私の顔を覗きこんで笑った

ドキッ

………テギョンさん、でかいし…

タクシー、狭いし……

ただでさえ距離が近いのに、

そんな至近距離で微笑まれると……

仕事柄、イケメンには慣れているはずの私でも

さすがに、ちょっとドキドキした……