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『ふぅ……こんな感じかな』



昨日あれだけ薔薇塗り作業をした事もあって昨日よりも速く仕上がった


うん、ちゃんと綺麗に塗れてる



ケ「おっと!そろそろ時間だ


オレくん達お仕事終了!」


「「「あいあいさ〜♪」」」



元気良く返事したケイト先輩の分身達はその言葉を最後に消えた


本当に分身だったんだ…


薔薇塗り作業を終えてパーティー会場に行くと、ちょうど始まった所のようだった



「我らがリーダー!赤き支配者!


リドル寮長のおなーりー!」


「「「リドル寮長、バンザーイ!」」」


『……!』



凄い……まるで本物の女王様みたい


いや男性だとは分かってるけど…でも何だか生で不思議の国のアリスを見ている気もして



『ほんと……不思議なセカイだな』


ケ「あ、そうそう


何でもない日のパーティーでは寮服を着るんだ


今日は特別に寧々ちゃんとグリム君もおめかししてあげる!」


『えっ?わっ…!?』



いつの間にか寮服に着替えてたケイト先輩のおめかしという言葉に首を傾げると突然周りで光が飛び思わず固く目を瞑る


しかし痛いとかは別になくそっと目を開けると、服装が制服からエース達のようなハーツラビュルの服に変わっていた


し、しかもちゃんと下スカートだ…凄いなケイト先輩



ケ「うんうん、思った通り!


ハーツラビュルの寮服似合うね寧々ちゃん!」


『あ、ありがとうございます…』


エ「ふーん、まぁ悪くねぇんじゃねぇの」


グ「オレ様だって格好良いだろ!」


『ハイハイ……て、大丈夫デュース?』


デュ「あ、あぁ!何でもない!


よく似合ってるよ寧々」


『ふふ、ありがと』



何だか不思議な感じ


いざこんな服になると本当に御伽の国に来たみたい


…まぁ実際異世界には来てるんだけども


皆について行くと、やっぱり女子が珍しいのかして周りの人達が私をチラチラと見ていた


恥ずかしくて抱えていたグリムをギュッとした



グ「?どうしたんだゾ寧々」


『…別に』


ケ「……」



あんまり気にしないようにと俯いて歩いてるとケイト先輩がそっと私の頭に手を置いた



ケ「今日の寧々ちゃんはゲストなんだから堂々としてて良いんだよ!


それに皆寧々ちゃんが可愛いから見てるんだし!」


『そ、そんなハッキリと言われても恥ずかしんですけど』


ケ「あははっ、ごめんごめん!」



全く反省してなさそうだな…


でも先輩のおかげでちょっと気持ちが楽になったかも

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寧々推し - 更新キターーーーーー! (10月6日 16時) (レス) id: 22c09f21f8 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - キャットさん» 温かいコメントありがとうございます!休みの日や退勤中に更新していくつもりなので気長にお待ち頂ければと思います! (8月18日 23時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
キャット - このはなし面白いです!続きお願いします待ってます (8月18日 22時) (レス) @page32 id: 2aad594837 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます!更新ペース遅くて申し訳ありませんが、気長にお待ち頂けたらと思います! (7月13日 8時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きを楽しみにしてます (7月12日 6時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections  
作成日時:2022年1月1日 20時

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