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『出来た…！』
完成したマロンタルトを見て思わず頬が緩む
凄く美味しそう……
陰からタルトを見ているミクもいつも以上に目を輝かせている
いざ試食するというタイミングでケイト先輩が入ってきた
……タイミング見計らってない？
ケ「そうだ！せっかくだし試食する前に寧々ちゃんと一緒にタルトの写真撮ろっと！
ハイ寧々ちゃん笑って〜！」
『えっ、あ……』
突然の事で驚いている間に肩を引き寄せられ、カシャっとシャッターを切る音が鳴る
スマホには満面の笑みを浮かべるケイト先輩と目を丸くしている私、その後ろにマロンタルトが映っていた
私は思わずケイト先輩をじろりと見る
『それ、絶対上げないで下さいね
変な顔してるから』
ケ「別に変な顔なんてしてないけど？
ほら、寧々ちゃんの可愛いビックリ顔が撮れてるし！」
『それが恥ずかしいんだってば…』
ケ「あはは、分かった！
じゃあけーくんのスマホに永久保存しとくね♪」
それはそれで恥ずかしいから嫌……
なんて、もう突っ込むのも疲れた私は苦笑いしていた
溜息を一つ吐いて、出来たてのマロンタルトを一口食べてみる
『！美味しい』
隣でデュースがお店に売ってるやつみたいって言ってるけど、まさにそんな感じだ
まさか自分達で作ったタルトがこんなに美味しいなんて……
ケ「そだ、ねーねートレイ君
アレやってよ」
ト「アレ？…あぁ、アレか」
エ「アレって？」
ト「お前達、好きな食べ物は何だ？」
エ「俺はチェリーパイとハンバーガー」
グ「オレ様はツナ缶なんだゾ
あとはチーズオムレツと、焼いた肉と、プリンと〜」
デュ「強いて言うならオムライス、ですかね…」
ケ「俺はラム肉のグリル・ディアボロソースかけ」
『えっと…グレープフルーツです』
ト「それじゃあいくぞ……
トレイ先輩がタルトに何かの魔法を掛けた
？見た目は特に変わってなさそうだけど…ひょっとして味が変わったとか？
ト「では、マロンタルトをもう一口どうぞ」
そう促され再びタルトを口に運ぶ
『！？嘘、何で？』
マロンタルトなのにグレープフルーツの味がする
他の皆を見てみると私と同じで好きな食べ物の味に変わってるのか驚いている
ケ「面白いでしょ？これ、女の子とお茶する時に鉄板でウケると思わない？」
何でそのシチュエーションなのかは謎だけど確かにこれは面白いかも
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寧々推し - 更新キターーーーーー！ (10月6日 16時) (
レス) id: 22c09f21f8 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - キャットさん» 温かいコメントありがとうございます！休みの日や退勤中に更新していくつもりなので気長にお待ち頂ければと思います！ (8月18日 23時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
キャット - このはなし面白いです！続きお願いします待ってます (8月18日 22時) (レス) @page32 id: 2aad594837 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます！更新ペース遅くて申し訳ありませんが、気長にお待ち頂けたらと思います！ (7月13日 8時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きを楽しみにしてます (7月12日 6時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2022年1月1日 20時
