47 ページ17
時は少し過ぎ放課後
私はエース達と植物園の裏の森に来ている
成り行きでマロンタルト作りの手伝いをする事になったのだ
てっきりインテリ系な人なのかと思ってたけどトレイ先輩ってお菓子作りが得意なんだ……エースも言ってたけど意外だな
グ「おわー！本当にたくさん栗が落ちてるんだゾ
これだけあればマロンタルト食べ放題……ぐへへ」
『何その気持ち悪い笑い方』
グ「ふな”っ！？お前失礼なんだゾ！！
とにかく早速拾って……あいでっ！
ふな”ー！！栗の棘が肉球に刺さったんだゾ！」
『そりゃ素手で触ると痛いでしょ
カゴとかバケツもあれば良いんだけど…』
エ「植物園の中にどっちも有りそうじゃね？」
デュ「行ってみるか」
こうして栗拾い用の道具を探しに植物園の中に入ってみたのだが……
此処もめちゃくちゃ広い…
エ「うわー、思ったより中広い」
デュ「これだけ広いと管理してる奴がいるはずだな
手分けして探してみるか」
エ「んじゃ、右に行く」
デュ「俺は左に
グリムと寧々はまっすぐ奥へ行ってみてくれ」
『分かった、行こうグリム』
一旦別れてグリムとまっすぐに向かって歩いていると
グリムは相変わらずうろちょろし始めている
…まぁ、確かに色々気になるものがあるけどさ
グ「なあなあ、コッチ来てみろよ
何かフルーツがたくさんなってる！良い匂いなんだゾ〜！」
『取ったりしないでよ？』
それにしても見た事ない植物がたくさんあるな、此処
流石異世界というべきか……
「＿＿いって！」
『えっ？』
今、何か踏んだような…
グリムの尻尾？いやグリムにしては声が低かったし…
じゃあ一体＿＿
「＿＿おい
人の尻尾踏んでおいて素通りとは良い度胸だな」
『あ……えっと、ごめんなさい…』
グ「アンタここの管理人さん？
それにしては柄が悪いような……」
いや違う、絶対違うから
むしろこんな管理人此方が願い下げだから←
「こちとら気分良く昼寝してたとこだってのに思いっきり尻尾踏みやがって、最悪だ」
いや、どう考えても通り道に尻尾出してる方がおかしいでしょ
そもそもこんな所の床で寝ないでよ
そんな私の心境を知ってか知らずか、ライオンの獣人は不敵な笑みを浮かべながら此方を見た
「お前……あァ、入学式で鏡に魔法が使えねぇって言われてた草食動物か
ふぅん……」
ケモミミ男は私をじっと見つめた後匂いを嗅ぎ始めた
は？？？？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
寧々推し - 更新キターーーーーー！ (10月6日 16時) (
レス) id: 22c09f21f8 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - キャットさん» 温かいコメントありがとうございます！休みの日や退勤中に更新していくつもりなので気長にお待ち頂ければと思います！ (8月18日 23時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
キャット - このはなし面白いです！続きお願いします待ってます (8月18日 22時) (レス) @page32 id: 2aad594837 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます！更新ペース遅くて申し訳ありませんが、気長にお待ち頂けたらと思います！ (7月13日 8時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きを楽しみにしてます (7月12日 6時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2022年1月1日 20時
