捻れたセカイの歌姫2【ツイステ】【プロセカ】

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ケ「マレウス君は正直ヤバヤバのヤバだよね


つか、それを言うならウチの寮長も激ヤバなんだけど〜」


エ「ほんっとにな！


タルトを一切れ食った位でこんな首輪つけやがって


心の狭さが激ヤバだよ」


リド「ふうん？ボクって激ヤバなの？」



この時飲んでるお茶が器官に詰まるんじゃないかという位に驚いた


エースの後ろを歩いていた赤髪の生徒が急に立ち止まって氷点下のような視線を此方に向けたからだ


こっわ……声も重圧感あったんだけど


多分この人がエースの言ってたハーツラビュルの寮長だ


後ろに寮長がいるとも知らずにエースは不満を言い続ける



エ「そーだよ、厳格を通り越してただの横暴だろ、こんなん」


デュ「エース！後ろ！」


エ「でぇっ！寮長！」


ケ「おっと、リドル君


今日も激ヤバな位かわい〜ね♪」



先輩、その誤魔化し方は正直苦しいです


…あれ、よく見たらこの人入学式でグリムを捕まえてた人だ


そういえばグリムも今エースが着けてる首輪と同じものを着けられてたな



リド「ふん、ケイト


あまりお喋りが過ぎるとそのよく回る口ごと首をはねてしまうよ」


ケ「いやいや、勘弁してよ〜！」



見た目に反して言うこと怖すぎ…


首をはねるなんて表現日常会話で使わないでしょ普通



グ「ふな”っ！？


コイツ、入学式でオレ様に変な首輪つけたヤツだゾ！」


リド「キミたちは昨日退学騒ぎになった新入生か


人のユニーク魔法を変な首輪呼ばわりするのやめてくれないかな


全く、学園長も甘い


規律違反を許していてはいずれ全体が緩んで崩れる


ルールに逆らった奴は皆ひと思いに首をはねてしまえば良いのに」



あまりの過激さに言葉も出ず私は無言でお茶を飲む


こういうのは絶対下手に刺激しない方が良いタイプだ


そう思って絶対自分から関わらないと決めたのに何故か寮長は私をじっと見つめている


あの、怖いです寮長


私何もしてないでしょ？



『あの……私に何か？』


リド「何故女性がこの学園に通っているのか疑問でね


特待生等ではないんだろう？」


ト「まぁまぁリドル、こいつにも色々事情があるんだ


ウチの制服を着てる以上学園長が認めた生徒だから大目に見てやってくれ」


リド「ふん、まぁ良いだろう


とにかく、学園長はキミたちを許したようだけど次に規律違反をしたらこのボクが許さないよ」



可愛い顔して結構俺様系なんだこの人…


というより規則に忠実過ぎてちょっと変って感じする

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