─ 人狼ゲーム ─

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?「ちょっと..
のんきにこんなの読んでる場合!?」



?「騒いでも仕方ねぇじゃん」





?「とりあえず、カードみよっか」







みんなそれぞれ自分のポケットの中から
カードを取り出して、


役職を確認する







俺のカードには..







" あなたは【村人】です "




と書かれてあった






よかった、人狼じゃなくて..








部屋の中央には、人数分の椅子が
円状に並べられていた







?「みんな初対面だよね?

簡単に自己紹介でもしない?」




?「そうだね
お互い知ってた方がいいと思う」







俺達は椅子に座り、

それぞれ順番に自己紹介をすることになった





よく見ると、全体の過半数の人が
制服を身にまとっていた




学生が多いんだな








?「俺は松村北斗 大学1年」






?「山内楓 高2」





?「西村怜華 キャバやってる〜」






この金髪のギャルみたいな女の人


なんかすごい派手な服着てると思ったら
キャバ嬢だったのか







?「岩橋玄樹 高3です」



?「鈴木A 高2」



?「工藤あやめ アパレル」



?「永瀬廉 高1」



?「神宮寺勇太 高2〜」



?「内田芽依 高3」



『安井謙太郎 大学2年』



?「阿部顕嵐 高2」



?「関口朱音 大学1年」







北「これで12人か

最初に聞いておくけど、
みんな誘拐犯の顔はみてないんだよね?」




顕「みてねぇよ」






楓「私、こんなゲームやらないっ！！」





少し気の強そうな山内さんが言い出した







怜華「はぁ? あんたなに言ってんの?笑
やらなきゃ死ぬんだよ?」





勇「まぁ俺はやってもいいけどね！
女の子いっぱいいるし♡」




廉「こんな時によくそんなこと言ってられますね」






北「とりあえず、ここは揉めてても仕方ないから
時間を有効に使おう

まず、占い師だけでも確認しない?」






みんなをまとめてくれているこの人は

名前が確か、松村北斗って言ってた




多分、俺より年下



なのにしっかりしてるな..







芽依「なんで占い師を?」



廉「重要な役職だから、間違って投票しないためです」



あやめ「え、でも人狼に狙われやすくない?」



顕「そのための用心棒だろ」



あやめ「なるほど」









北「それじゃ、占い師の人は名乗り出て」






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