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『ここは..』
優奈に手を引かれてやって来たのは
私の好きな、
小さなパンケーキ屋さん。
放課後、よく4人で来てたな..。
顕嵐くんと付き合い始めてから
来ることなくなってた..。
優奈「入ろっ！」
『あっ..』
お店の前で懐かしんでいると
優奈が再び私の手を引いて、お店の中に入った。
そして窓際の席に座り
優奈は、お腹すいた〜 と言いながら
メニュー表をひらいた。
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優奈「懐かしいな、ここ。
よく4人で来たよね！」
『うん..。』
そう、確か優奈とふたりで来たのは初めてだ。
優奈「すいませ〜ん！」
優奈がそう叫ぶと、店員がこっちに向かってきた。
店「はい、ご注文お決まりでしょうか?」
優奈「イチゴスペシャル、ふたつで！」
『え..?』
店「かしこまりました。
イチゴスペシャルをおふたつですね！
少々お待ちください！」
イチゴスペシャル..
私が一番好きなやつだ。
優奈達と4人で来たとき、いつもそればかり食べてた。
優奈、覚えてくれてたんだ..。
優奈「イチゴスペシャルね、私も食べてみることにした♪
だから一緒に食べよっ！」
『あの.. 優奈
でも私、お金もってきてないよ..?』
優奈「いーいーのっ！
ほら！私さ、こっそりバイトしてんじゃん?
昨日給料日だったんだよね〜♪
だから今日は私の奢りってことで！」
『優奈..』
きっと優奈は、私を元気づけようとしてくれてる..。
私は今にも涙が溢れそうだった。
うまく言葉にできないけど、感謝の気持ちでいっぱいだった。
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『優奈、ありがとう。』
私は、溢れそうになった涙を堪えて
心から優奈にそう言った。
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の ん ぴ 。(プロフ) - 1.2と読んでてほんとにこの話すきです！！続きまってます！！ あと、名字を設定するのがなくて、お話で(人1)ってなってます 語彙力なくてすいません。 (2017年11月29日 1時) (
レス) id: 2a0ed9631f (このIDを非表示/違反報告)
スパドラ×Y.N - 素晴らしいお話だと思います！応援しています！早く続きが読みたいです。 (2017年10月30日 22時) (レス) id: 834e70f408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せりな | 作成日時：2017年10月19日 1時
