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15分後
___ガラガラッ
美果「おまたせ〜っ!!」
思っていたよりも早く追試がおわったみたいで
美果が教室に戻ってきた。
優奈「意外と早かったね!」
美果「前の席の子にこっそり教えてもらったも〜ん♪
その子がいなかったら再追試.. いや、
再再再再追試くらいまでなってたかも〜!!泣」
梨絵「いや、あんたそれどんだけ馬鹿なの笑」
美果「ふはは笑
あ、そういえば..!!」
優奈「なに、どうしたの?」
美果が何か思い出したかのように
私の方を向いて言った。
美果「A、顕嵐くん今日は部活行くんだって言ってなかった?」
『うん、そうだけど?』
美果「でも、顕嵐くんの机に部活用のバッグかかってあったよ?」
『え、それほんと?』
美果「ほんとほんと!」
おかしいな..。
確かに今日は部活に行くって言ってたのに。
梨絵「持って行くの忘れたとか?」
美果「えぇ!?
部活に行くのに部活のバッグ忘れるの!?」
美果の言う通り、そこまでおっちょこちょいな人は
滅多にいないだろう。
でも、顕嵐くん意外と抜けてるとこあるからな..。
.
『私、一応届けてくる!
いなかったらいなかったでまた戻ってくればいいし!』
梨絵「あ、そう? わかった!いってらっしゃい!」
私は急いで顕嵐くんのとこへ向かうことにした。
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優奈「A!!」
教室から出ようとしたところを
いきなり優奈に呼び止められ、足を止めた。
『ん?』
優奈「ついてこなくて大丈夫..?」
『あ、大丈夫だよ!すぐ戻ってくる!』
優奈「···そう、わかった。気をつけて。」
『う、うん..。いってくるね!』
優奈が言う、"気をつけて"の意味がよくわからなかったけど..。
ていうか優奈、さっきからなんだか変だな..。
どうしたんだろ..?
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の ん ぴ 。(プロフ) - 1.2と読んでてほんとにこの話すきです!!続きまってます!! あと、名字を設定するのがなくて、お話で(人1)ってなってます 語彙力なくてすいません。 (2017年11月29日 1時) (レス) id: 2a0ed9631f (このIDを非表示/違反報告)
スパドラ×Y.N - 素晴らしいお話だと思います!応援しています!早く続きが読みたいです。 (2017年10月30日 22時) (レス) id: 834e70f408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せりな | 作成日時:2017年10月19日 1時