097 ページ17
.
学校からの帰り道
顕嵐くんはまだ、神宮寺くんに殴られたところが痛そうだった。
『顕嵐くん大丈夫?』
顕「うん、もう大丈夫だよ。」
私は顕嵐くんの傷口にハンカチを当てた。
.
『···ねぇ、顕嵐くん
神宮寺くんになんて言われたの?』
顕「それは..
言ったら、Aが傷つくから..」
『私は大丈夫。
だから教えてくれる?』
.
顕「······Aのことが気にくわなくて腹が立ってるから
代わりにお前を殴らせろって..」
·········
やっぱり..
そういうことだったんだ。
『許せない..。
顕嵐くんに当たるなんて。』
私は神宮寺くんに対しての怒りを抑えきれなかった。
顕「いや、俺はいいんだ!
Aが無事なら、それで..」
『顕嵐くん..』
.
.
歩いていると、あっという間に家に着いた。
『こんな時まで送ってくれてありがとね..。
私のせいでほんとごめん..。
ケガ、早く治してね。』
顕「大丈夫!Aも気をつけなよ?」
『うん。』
顕「じゃ、また明日。」
『うん、またね。』
手を振ったあと
顕嵐くんは、背を向けて歩いていった。
.
.
なんか
さっき、一瞬
顕嵐くんの口角が上がったような..
気のせいかな..?
.
595人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
の ん ぴ 。(プロフ) - 1.2と読んでてほんとにこの話すきです!!続きまってます!! あと、名字を設定するのがなくて、お話で(人1)ってなってます 語彙力なくてすいません。 (2017年11月29日 1時) (レス) id: 2a0ed9631f (このIDを非表示/違反報告)
スパドラ×Y.N - 素晴らしいお話だと思います!応援しています!早く続きが読みたいです。 (2017年10月30日 22時) (レス) id: 834e70f408 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:せりな | 作成日時:2017年10月19日 1時