─ BEAST SIDE ─

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真琴「じゃあ、なんで..？
あんた馬鹿なの！？
なんでここで言っちゃうわけ！？
殺されるに決まってるでしょ..」







優「ただ吊られないためです..
もしここで俺が吊られてしまったら、今夜は本物の占い師が殺されるかもしれない

でも今夜俺が代わりに殺されれば、一日でも長く占い師は生き残ることが出来る
そう考えました..」









村人側のために、自分を犠牲にしたってこと..？





なんでそんなこと..









優「正直、自分のためでもあるんです..

もうこんなゲーム続けたくない
だけど、せめて最後は村人側の役に立ちたい
僕よりも占い師に一日でも長く生きて欲しい
だから投票では死なず、人狼に殺されます」








大「岸くん..」






嶺「·········」









真琴「じゃあ、どうすんのよ.. 投票」









しばらくの間、誰もが下を向いて黙りこんでいた







ある一人を除いて..









結衣「それならさ、安藤さんに投票しない？」









ついに上条さんがそれを言い出した







何も聞かされてなかった大我くん、岸くん、嶺亜くん

そして本人である安藤さんも、突然のことですごく驚いていた









由佳「な、なに言ってるんですか急に..っ」








結衣「あんたさ、話し合いのとき
自分が一番正しいみたいな言い方ばっかりして
正直一番怪しいんだよね
自分に火の粉がかからないように頑張ってるようにも見える」







由佳「そんなの言いがかりですよ！！」









安藤さんは立ち上がり叫んだ









そして、思いもよらぬことを言い出したんだ..







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