▼42 ページ44
.
投票の場に集まる残りの9人
時計の時刻は、投票まであと10分を切っていた
大「とりあえず自称占い師と、
占いで白を出された俺と椎名さん、咲坂さんは候補から外すとして、残りは4人
岸くん、安井くん、嶺亜くん、安藤さんの中から選ばなきゃいけないんだよね？」
優「あの.. すみません、ちょっといいっすか？」
下を向いていた岸くんが、突然喋りだしたかと思うと
その顔は少し曇っているように見えた
謙「どうした？」
.
優「······実は俺、
用心棒なんです..」
岸くんの発言にみんなが驚きを隠しきれなかった
嶺「なんで..」
結衣「ちょっと.. いきなりなに言い出すの！？」
優「突然すみません..
俺は用心棒で、昨日の夜に大我くんを守りました」
大「·········」
え.. あれ、岸くんだったの？
でも、なんでこのタイミングで..？
夜襲われるかも知れないのに..
由佳「そんなの嘘ですよね？
だって、今ここで用心棒を名乗ったら人狼に殺されるんですよ？」
真琴「用心棒なわけない..」
誰もが岸くんに疑いの目を向けていた
じゃあ、今日吊られるのは岸くん..？
.
大「ちょっとまって」
大我くんが突然口をひらき、みんなが注目を集める
大「岸くん、多分用心棒だよ」
真琴「え、なんで？」
大「実は昨日、俺のところに人狼が来たんだ..
俺の部屋、ガチャッて音がした
だけど扉は開かなかった」
結衣「それって..」
大「護衛に成功した
用心棒が守ってくれた」
やっぱり、気づいてたんだ.. 大我くん
自分が殺されそうになったって知ったとき
どんな気持ちだったんだろう
なんだかすごくモヤモヤする..
それは、昨日襲撃に失敗したからなのか
それとも、大我くんに対する罪悪感なのか
僕は分からずにいた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 266人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
恋桜(プロフ) - 人狼などエグいのめっちゃ好きなのでこの作品の更新楽しみにしてます！ (2018年12月30日 20時) (
レス) id: af8f623459 (このIDを非表示/違反報告)
いち(プロフ) - エグいの全然大好きなのでもし大丈夫だったらこのままハードめが良いです…(>_<)いつも更新楽しみにしてます！！ (2018年12月7日 19時) (レス) id: b7c18960ab (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この作品の更新を待ってます！とても好きです！ (2018年3月21日 13時) (レス) id: 1664d69c35 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈 - 更新ずっと楽しみにしてました!めっちゃくちゃ面白いです!Fightです^_^ (2018年1月25日 19時) (レス) id: 6143fdd078 (このIDを非表示/違反報告)
優光 - 話の内容がすごくこっていて面白いです！！続きが気になります。頑張ってください！応援しています♪ (2018年1月16日 19時) (レス) id: 7ce76220a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：せりな | 作成日時：2017年10月31日 8時
