─ BEAST SIDE ─

▼35 ページ37

─ 3日目 朝 ─









目が覚めて、僕はベッドから起きあがった







久しぶりにちゃんと寝た気がする..








時計をみると8時を過ぎていた






今朝はなんだか、いつもと気分がちがう



いつもより少しだけ気持ちが軽い






昨日の夜、殺さずに済んだおかげだ..









.









＿＿＿＿トントン









······誰だろう？



安井くんかな？









?「開けるよ」








＿＿＿ガチャ..









ドアを開けたその人物が目に映ると

僕は一瞬、ビクッと体が反応してしまった









『大我くん..っ』







大「よかった、生きてたんだね！
みんなもう食堂に集まってて、岩橋くんだけ中々来ないからみんな心配してるよ！

······大丈夫？」









なんで大我くんをみただけで反応してしまうんだろ..





罪悪感..？






そっか..




失敗したとはいえ、

今目の前にいる大我くんを殺そうとしたのは事実..
なんだよね..








『うん.. 大丈夫だよ！今行くね』









.









.









＿＿＿＿＿＿









大我くんの言った通り、食堂には全員そろっていた







そして僕の姿をみて、みんなが驚いた顔をした









結衣「え..？みんな生きてるの！？」






真琴「そう.. みたいね」




優「やった.. やりましたね！！」




由佳「まだ用心棒が生きてるようですね」









みんなの表情は昨日よりも明るかった




人が死なないだけでこんなにも違うものなんだと改めて感じた







······だけど









.









嶺「ところで、占いの結果は〜？」








彼の一言で、この場は一瞬にして静かになった









.









＿＿＿＿＿＿＿








─ 人狼ゲーム ─


http://uranai.nosv.org/u.php/novel/progress3/





↑殿堂入り嬉しいです( *´꒳`* )



本当にありがとうございます！！








.

▼36→←▼34

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す