─ BEAST SIDE ─

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結衣「······村人側だよ」




『同じく、村人側だった』









大我くんは、気が抜けたように椅子に座りこんだ









由佳「白確定..」




嶺「よかったじゃん
投票されなくて済むね」







大「そうだけど..
ごめん、昨日のあれはそんなつもりで言ったわけじゃなかったんだ
ただ本当にみんなの意見が聞きたくて..」







『そっか.. 疑ってごめんね』





大「謝らなくていいよ..」







嶺「もっと喜んでもいいんじゃない？
もし結果が白と黒に分かれてたら今日投票されるとこだったんだし」





真琴「それは、どうして？」





嶺「本物の占い師が分かるからに決まってんじゃん」




優「そっか、霊媒師が確認して正しかった方が本物の占い師ってわけだ！」






真琴「なるほど、そういうやり方ね」





大「うん、ありがとう..」









白が確定したにも関わらず、大我くんはなんだか嬉しそうじゃなかった





まぁ、人が死んでるのに笑顔をみせるのも確かに不謹慎か..









由佳「問題は今日誰に投票するか、ですね」





奈々「占いの結果で決まるとこだったけど
それもなくなったしね..」




謙「まぁでも、白が確定してる人が一人でもいてよかったよね
投票先しぼれたし」








由佳「とりあえず、占い師2人と京本くん以外の
7人の中から選ぶってことでいいですね」









今日も、なんとか生き残れる..





それだけで少し気が軽くなったような感じがした







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