ロード中....3 ページ4
マスターは、幾何学的に出現した画面に驚きもせず、ただ事務的に打ち込んでいくだけ。
・
・
「・・・・・・ふぅ」
もう終わったのか、マスターは画面から手を離し、それをミクに渡した。
・
「ユーザー情報 ヲ インストール シマス」
ミクが言うと、画面は瞬間的に消えた。
というより、ミクの中に“吸い込まれて”いった。
・
「ユーザー情報 ノ 確認。
ユーザー性別・男
ユーザー年齢・16歳
ユーザー名――――」
ここまで言うと、ミクはまるで“人間―オリジナル”の様に胸に手を当てた。
・
「ユーザー名・A」
・
もう一度言い直し、胸に当てていた手を下ろす。
それからマスターを見上げる。
「う〜ん・・・・ユーザー名は偽名だからなぁ。しかも女性名」
そう言うマスターの苦笑と潤み色の瞳には、“哀”の色が混ざっている。
・
「呼ブ際ニハ マスター ト オ呼ビシテイル ノデ 問題 ハ ナイカト」
ミクの提案。
その案に驚いたのか、マスターは体を硬直させたまま、見開いた目をミクに向けていた。
・
「うん、そうだね。そうしてたね」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
謎の生命(プロフ) - 嫌悪氏さん» 残念ながら…。 ありがとう^^ (2012年5月27日 13時) (携帯から) (レス) id: facddb0cca (このIDを非表示/違反報告)
嫌悪氏(プロフ) - 謎の生命さん» え、そうなの(-□-;) 続き気になるのにっ(( (2012年5月26日 18時) (レス) id: eb9a3fce0c (このIDを非表示/違反報告)
謎の生命(プロフ) - 嫌悪氏さん» お、おおっ;; 反応が…。 そうだな、ミク可愛い! だが、この小説はあまり更新しない予定d(( (2012年5月24日 18時) (携帯から) (レス) id: facddb0cca (このIDを非表示/違反報告)
嫌悪氏(プロフ) - ニョホ♪ 此方は何とか初コメGET! ミク可愛いなぁ>▽< (2012年5月17日 21時) (レス) id: eb9a3fce0c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:謎の生命 | 作成日時:2012年4月25日 18時