夢への階段【2】 (ページ6)

今日:23 hit、昨日:32 hit、合計:21,836 hit

コンセプトバトルページ6

･

グループバトルが終了し、
少しのお休みを挟んで一同に集められた

現在時点での順位順に座ってくださいと言われ
女子練習生は後ろの方にある椅子に座る

スクリーンに映し出されたのはナイナイのお2人

矢部｢続いてのバトルはコンセプトバトルです｣

今までのシリーズでも大きな盛り上がりを見せた
コンセプトバトル

合宿中に行われる順位発表式の結果によって
実際にパフォーマンスをするメンバーが
変わることなどなどが説明された

どんなに練習しても残れなければ意味が無い
残れたとしてもその曲ができるかはわからない

楽しみの中に不安も入り交じる

岡村｢今から5曲お見せします｣

国民プロデューサーさんによって既に私達練習生は
どの曲になるのか振り分けられている
女子練習生は各曲に対して2-3人
自分は一体どの曲なんだろう…
そんな思いで流れる5曲のパフォーマンスを眺める

ひ｢なんかひなはやんちゃな気がする｣

遥｢意外とクンチキタとか笑｣

ゆ｢Aさんはハピメリって感じ｣

女子練習生は上位5人がコンセプトバトルに残る
つまり半分以上が脱落することになる

遥｢そもそもコンセプトに残れるかだけど｣

ひ｢遥ちゃん、そんなこと言わないの！｣

隣でひなと遥華がそんな会話をしてるのが聞こえたり

｢Aさんとひなはどうせ確定じゃん｣

｢いいよね、こっちはギリギリだってのに｣

｢やめなよ〜聞こえちゃうよ｣

なんて声も聞こえてくる

ひ｢……ちゃん、Aちゃん｣

｢ん？｣

遥｢何かありました？｣

｢ううん、大丈夫｣

ゆ｢珍しいですね、Aさんがボーッとしてるなんて｣

｢そう？もう移動始まってる？｣

ゆ｢今準備中です｣

ひ｢Aちゃん最後だよ｣

｢え、最後?!｣

遥｢全然話聞いてないじゃないですか笑｣

ゆ｢男子練習生は1位から、女子練習生は12位からだって｣

｢最後1人残るの寂しい笑｣

ｽﾀｯﾌ｢では移動開始します｣

スタッフさんから声がかかり、不安そうな拓実から移動開始

お喋りしたりボーッとしてたら
だいぶ時間が経って、残すはひなと私だけ

ひ｢Aちゃん、お休みの時にエゴサした？｣

｢まぁちょっとは？｣

ひ｢いい事書いてくれてる人沢山いたけど、
やっぱり男子の中に女子なんて難しいのかな…?｣

｢難しいかは誰もわかんないよ
今までのプデュではなかったし
でもその逆境を楽しめるかで受け入れてもらえるか
どうかって決まると私は思うな｣