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今日は初めて101人の練習生が顔を合わせる日
柄にもなく緊張してる
月末評価でだって滅多に緊張しないのに
練習生の私にはマネージャーもいなければスタイリストもいない
かろうじて事務所がマネージャー兼スタイリストとしてつけてくれたスタッフのオンニと
Mnetのスタジオに入るとスタッフさんに挨拶しながら進む
黒いブラトップに黒いノースリーブに黒いスキニーパンツ
オールブラックでキメた私はスタッフさんに案内されて明るく照らされた廊下の入り口に立った
「ここからカメラが回っています。
この先にある部屋にAさんのゼッケンが置いてあるので、
正面から見えるところに貼ってください。」
説明を受けるとビクビクしながらも廊下を進む
指定された部屋には大きく名前の書かれたゼッケン
名前の上にはYG entertainment
ふう、と短くため息をついて
腰のあたりにゼッケンを貼った
廊下を抜けてゆっくりと歩いていくと大きなセットが見えて
座っていた練習生の方たちが一気に立ち上がった
「「「こんにちは〜！」」」
一斉に挨拶をされてあからさまにビビる私
そんな自分がおかしくて笑ってしまった
「こんにちは、お願いします。」
近くを通るとみんなが挨拶をしてくれるので
私もそれに返しながら席を探す
やっぱりなんだかめちゃくちゃ見られてる・・・？
そうだよね、YGなんて注目されるよね
変な汗かきそう
人見知りを発揮して隣に座ってる練習生と話すことも出来ず
ただボーッとしていると突然歓声があがった
何事かと思えば私がさっき入ってきたセットの入り口から入ってくる男の人
「こんにちは、
僕は国民プロデューサー代表を務めるチャン・グンソクです。
視聴者の投票結果を伝える役割をします。」
ついに始まったのだと全員が息を飲む
「みなさんは5回のテストを受け
視聴者による投票で結果が決まります。
決められた順位より下になった場合、
その場で脱落となります。」
残酷な番組だ
でも、みんなそれを覚悟してきた
「それでは、みなさんを応援してくれる国民プロデューサーに向けて
最初の挨拶と自己紹介をしていただきます。」
その言葉に、座っていた練習生たちが立ち上がる
「101人の練習生
国民プロデューサーに向けて
挨拶を。」
ここからが、始まりだ
「「「国民プロデューサーニム(様)、よろしくお願いします。」」」
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名無し16688号(プロフ) - 楽しく見させてもらってます。続き楽しみにしてます！ (2018年10月10日 15時) (
レス) id: 6c80a1f97a (このIDを非表示/違反報告)
ai - とっても面白いので、続きを待ってます。 (2017年9月19日 5時) (レス) id: aaf9e9a0bd (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - とても面白いです。続き待ってます (2017年7月4日 15時) (レス) id: dd90302d2c (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - season1も全部観ました。続き、期待しています。 (2017年5月29日 21時) (レス) id: 8cb2816179 (このIDを非表示/違反報告)
ai - コメントしすぎてすいませんでした。これからも応援しています。 (2017年4月29日 3時) (レス) id: aaf9e9a0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pinocchio | 作成日時：2017年3月21日 4時
