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今回はチーム戦だ
私のせいで失敗するわけにはいかないんだ
「あなたがセンターに立たないほうが失敗すると思うけど。」
ハッキリと言い切ったスヨンオンニ
その言葉に驚いて、思考が停止してしまった
「Pick meのときのことを気にしてるんでしょう。
確かに、あの時あなたはチームってものをわかってなかった。
言い方は悪いけど、あなたと100人のバックダンサーだったのよ。」
あの時、みんなには私の後ろ姿はどう映ってたんだろう
「あの時はもう当日で、リハーサルだったから直す時間もなくてポジションを変えたけど
今回は違うでしょう。
私たちは5人だし、合わせる時間も私たちがAに食らいつく時間もある。
チームが勝つには、Aっていうセンターが必要だと思う。」
どうしてそこまで、私を信じてくれるんだろう
これはサバイバルで、みんなセンターがやりたいはずなのに
それなのに、私はなんでこんなに自信をなくしてるんだろう
ユジョンに言ったじゃないか
今度こそセンターを勝ち取ってみせるって
「出来るでしょう？
あなたなら。
やりたいんでしょ？」
そうだ、下を向いている暇なんてない
「・・・うん、やりたい。
私に任せてみてほしい。」
これが、チームなんだ
私がずっと求めてた、チームで戦うってことだ
スタッフさんから渡されたセンターの印
星マークのシールを胸に貼る
「よし、ほかのポジションも決めちゃおう。」
絶対に勝ってみせる
このチームで、勝ちたい
タブレットで振り付けや構成を見ながらひたすら練習
「ここは？構成を変える？」
みんなが意見を言い合って、舞台をより良くしようとしてるこの雰囲気が最高だ
「これはどう？」
スヒョンオンニが間奏のダンスでふざけながら服をめくる
ヘリオンニもスアも私もその姿に笑ったけど、スヨンオンニだけは人の悪い笑みをして
「それ使うわよ。」
「「「「え！？」」」」
ということで
「うわあオンニ、これちょっと恥ずかしいよ。」
間奏で服をめくるフリをするたびに照れている私の背中をなぜか思いっきり叩くスヒョンオンニ
「なに言ってんのよ、もっとセクシーなダンスだって出来るでしょ。」
「いやそれは本番だからで・・・。」
「本番だと思ってやりなさいよ。」
「は、恥ずかしい・・・。」
「この子、イメージとだいぶ違うんだけど。」
最終的にスアが呆れたように笑った
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名無し16688号(プロフ) - 楽しく見させてもらってます。続き楽しみにしてます！ (2018年10月10日 15時) (
レス) id: 6c80a1f97a (このIDを非表示/違反報告)
ai - とっても面白いので、続きを待ってます。 (2017年9月19日 5時) (レス) id: aaf9e9a0bd (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - とても面白いです。続き待ってます (2017年7月4日 15時) (レス) id: dd90302d2c (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - season1も全部観ました。続き、期待しています。 (2017年5月29日 21時) (レス) id: 8cb2816179 (このIDを非表示/違反報告)
ai - コメントしすぎてすいませんでした。これからも応援しています。 (2017年4月29日 3時) (レス) id: aaf9e9a0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pinocchio | 作成日時：2017年3月21日 4時
