process55.遠き日の記憶 ページ6
遠き日の記憶を探り、引き出しを開ける。
出てきたのはとても小さくて、とても古びた貯金箱だった…
「ど？ちょっとはファンタジーじゃね？」
「ど？って言われても…要するに引き出しの奥底で錆びた貯金箱見つけたってだけやろ？」
「話し方によってはどんなくだらないことでも一つの物語に出来るってことだよ。少しはお話の続きに興味出てきたでしょ？」
「続きあんの？」
「それは今から考えるの」
予想内の返答に小石川はハハ…と乾いた笑い声を上げる。
夏休みも最中。
久し振りの部活のお休みに溜まった宿題を片付けようと意気込んでいた矢先、お隣に住んでいるAがやって来たのに絶望を覚えていたのである。
しかし本人の前でそんなことを言える筈も無く……仕方無しに帰ってくれアピール(ブリッヂ歩行)するも効果はいまいちなのであった。
小石川のアピール空しく、Aは話を
続ける。
「それでね、貯金箱の奥底にこんなもの見つけたの」
小石川の掌にころり、と落としたそれ。
「…アサガオの種？」
「うん」
Aは頷く。
「いつからあるのか、誰に貰ったのかさえ思い出せないんだけど小石川君にあげるよ」
「え？これオレに？」
「うん」
「なんで？」
「大事に育ててね」
「え？別にええけど…中学生男子が花、て…」
「んだクソヤロウ花男子ナメんな。
地味なくせに。花育ててイメージチェンジ狙えよコノヤロウ」
「ス…スンマセン…でした」
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皆を騙す詐欺(ぺてん)師 - めっちゃおもろい(*≧∀≦*)(´∇｀) (2018年1月23日 16時) (
レス) id: 237e1b1da0 (このIDを非表示/違反報告)
皆を騙す詐欺(ぺてん)師 - 本気と書いてマジと読む。ですね( ☆∀☆)www (2018年1月23日 16時) (レス) id: 237e1b1da0 (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - ゆうさん» あ〜、だんだんとねｗｗｗｗ (2014年8月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 3cb9714877 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - クルエルさん» クライマックスで、だけどww最初はギャグだわww (2014年8月7日 22時) (レス) id: 5b35e72707 (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - ゆうさん» マジか！ドンと来い！！← (2014年8月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 3cb9714877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2014年8月6日 23時
