process90.彼と彼と彼女 ページ41
少し肌寒い秋の早朝。
いつもは朝練に顔を出さない私が何故、こんなに早く登校しているのかというと。
「悠木お前暇やろ?朝練あるオレの代わりに日直の仕事頼むわ」
「死ねばいいのに」
死ねばいいのに
謙也くん死ねばいいのにマジ。
私早起き苦手なのに…
*
見慣れた校門が視界に入ってきた時、前を歩く人物が目に入った。
「おっはよう小春ちゃん!グッモーニング!」
欧米か!なんていつものようにツッコミを入れてきそうな人物が今日は隣にいなかった。
「あぁ…おはよAちゃん。朝から元気やねぇ…」
「今日、ユウジくんは?」
なんとなく元気が無い小春ちゃんに真っ先に浮かんできた疑問を投げ掛けてみる。
「…え…あぁ…ユウくんねぇ…うふふ」
いやあさっての方向見ながら言わないで下さい。
何かあるのだろうか。
基本、あの二人はいつも一緒だから。
二人で1人?一心同体?そんな感じ。
とりあえず二人が常に一緒にいるのを普段から当たり前だと思って見てるわけでして。
「…何かあったの?」
よもやケンカ?
いやいやあの二人がか?
あり得ん。
「…話…聞いてくれる?Aちゃん」
哀愁漂う表情でどこか深刻そうにそう尋ねてくる彼の言葉に私は黙って頷いた。
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皆を騙す詐欺(ぺてん)師 - めっちゃおもろい(*≧∀≦*)(´∇`) (2018年1月23日 16時) (レス) id: 237e1b1da0 (このIDを非表示/違反報告)
皆を騙す詐欺(ぺてん)師 - 本気と書いてマジと読む。ですね( ☆∀☆)www (2018年1月23日 16時) (レス) id: 237e1b1da0 (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - ゆうさん» あ〜、だんだんとねwwww (2014年8月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 3cb9714877 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - クルエルさん» クライマックスで、だけどww最初はギャグだわww (2014年8月7日 22時) (レス) id: 5b35e72707 (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - ゆうさん» マジか!ドンと来い!!← (2014年8月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 3cb9714877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2014年8月6日 23時