C 岡田明丈 ページ10
「おかださーん……うーん」
「えっと、おかちゃーん」
「ちゃんおかー、は流石にねぇ」
「……あきたけー？」
目の前でこちらを見つめて、時おり首を傾げながらひたすら名前を呼んでくるのはA。
一応彼女……だと思う。
Aの宇宙人度は、自分も周りからは電波が飛んでるって言われるけど、そんなレベルじゃない。
自分なんか遠く及ばないくらいだ。
というか自分はそんなに変人じゃない。
「そんな呼ばなくても目の前にいるけど」
「いや、どれがいいかなって」
なぜ急に。
今まで普通におかだくんって言ってたじゃん。いや、オカーダとかの方が多かったかも。
「じゅーななばーん」
「どこのだよ」
ってなるよそれ。
ツッコミなんてされるばっかりでほぼやったことないから分かんないけど、それでもツッコミたくなる。
「今のところ好感触なのはオカチャン」
「めっちゃカタコトじゃん」
「だって日本語実際苦手だし」
「それはわかる、日本語難しい」
「だよねー」
だよねーじゃない、なんだこれ。
いやそうじゃなくて。
「どうせ名字じゃ呼べなくなるよ」
わりと、こういうの得意じゃない自分なりに考えてみたつもりなんだけど。
プロポーズ、なんて。
「それは」
うわっ恥ずかし、うわあ。
うわああ何を口走ったんだろう。
我ながら似合わなさすぎて……恥ずかしい。
でも、だってこっちは名前で呼んでるんだしそっちも呼んでくれたっていいじゃん。
ていうか付き合ってるんだしいいじゃん。
おかしくないじゃん。
って開き直りたいけどまだ恥ずかしい。
ふとAを見ると、目を細めてにやにや笑ってるのに気付いた。
「なに笑ってんの」
「アキタケくんの真似」
「そんなんじゃないし……って」
ねえ今、今名前で呼んだよね！？
まだカタコトっぽいけど。
でもAの耳の端が赤くなってるのがかわいくてそんなのどうでもよくなった。
「私、宇宙人だけどいいの？」
「宇宙人同士うまくやれるよ」
うん、絶対そう思う。
多分、自分はA以外とうまくやってける気もしないし。
「じゃあ、自分たちの間で電波飛ばせるとこまで頑張ろうね！」
……多分、こんなぶっ飛んだAとうまくやってけるのも自分だけだし。
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はる(プロフ) - HAさん、はじめまして！何回もお邪魔してます(^-^)初めてのリクエストをさせてください。Gの坂本選手で、リハビリを頑張る彼と、それを支える彼女ののほほんとした日常…そんな感じのお話をお願いします！お忙しいと思いますが、よろしくお願いします(^o^) (2018年7月31日 22時) (
レス) id: 769779b620 (このIDを非表示/違反報告)
貴子(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございました^^HAさんのお話とても好きです！更新頑張ってください！！ (2018年6月4日 19時) (レス) id: c30e1bf1a1 (このIDを非表示/違反報告)
貴子(プロフ) - HAさん» 良かったです！ありがとうございます^^ (2018年6月2日 18時) (レス) id: ce7d14e8eb (このIDを非表示/違反報告)
HA(プロフ) - 貴子さん» 了解です、なんとなく言いたいことは分かる気がするので大丈夫ですよ〜 (2018年6月2日 18時) (レス) id: 86b5deaff9 (このIDを非表示/違反報告)
貴子(プロフ) - HAさん» シチュエーションではないのですが、夢主が球団職員じゃないようにして頂きたいです。へんな申し付けすみませんm(_ _)m (2018年6月2日 14時) (レス) id: ce7d14e8eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HA | 作成日時：2017年8月10日 16時
