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G 小林誠司 ページ7

誠司くんは私の神様。
オタクっぽく言えば推し。
最高、存在が最高。
生まれてきてくれてありがとう。
手を合わせたくなっちゃう。
だってあんな世界標準のキラキラした人いる?
いないでしょ?
どうしてただでさえカッコいい人が私の大好きな野球をやってくれてるんだよ……。
本当にありがとう……。
神様に土下座できる。
軽く神格化してるよ。

「ねえねえ、A」
「ちょっと誠司くんのうちわ作るので忙しいから後にして!」
「なんで!?目の前いるの俺じゃん!?」
そんな尊い誠司くんだから、いざ目の前にして目を見るだとか気軽に喋るとか、いつまで経っても慣れない。
だって、だって……。
自担って普通は遠くから手を振って振り返してもらえればそれでずっと幸せになれるような存在じゃん!?
向こうから手を振ってくれるような存在になろうとは誰がなんで想像できるの!?
無理、できない!!
「あ〜やめて!覗き込まないで!」
「ひどっ」
ほんとに、正気保てないから。
そのハの字の眉もほんと、自分で自分の破壊力をちゃんと認識してくれないとダメだよ。
うちわ作りにもう一度意識を向けようとすると、隣から刺すような視線を感じる。
横目で見るとハの字眉で唇を尖らせる誠司くん。
なにそれ……なんでそんな可愛いの……?
ノックアウト、下を向いて拳を机に打ち付ける。
「ちょっ、A……!?」
「はあああ誠司くん好き!!」
「え、ありがとう!!」
ガンガンぶつけていた拳に突然手のひらが重ねられた。
「あ、えっ……?」
「ちゃんとこっち見てよ」
そう言って、ふわっと誠司くんの匂いに包まれたかと思ったら、抱き締められているんだと理解するのに数秒かかった。
「誠司くん……」
「どしたの?」
「これじゃ顔は見えません」
「あ、そっかー、あはは、そうだね」
うわああこういうちょっとアホの子っぽいところも好きだあぁ……!
そんなオタク思考にはまっているとおでこに熱を感じたかと思えば、目の前には誠司くんのスーパー整った顔。
「じゃあこれでいいよね」
待って待って無理違うそれじゃない!
とっさに距離を取ろうと思ったら頭をがっちりホールドされててできない。
「目の前にいるのは誰?」
「誠司くんです……」
「じゃあAが好きなのは?」
「……誠司くん」
「やったあ」

そうやって嬉しそうにニコニコ笑うあなたには、もう誰も何も敵いません!

M 吉田裕太→←L 秋山翔吾



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はる(プロフ) - HAさん、はじめまして!何回もお邪魔してます(^-^)初めてのリクエストをさせてください。Gの坂本選手で、リハビリを頑張る彼と、それを支える彼女ののほほんとした日常…そんな感じのお話をお願いします!お忙しいと思いますが、よろしくお願いします(^o^) (2018年7月31日 22時) (レス) id: 769779b620 (このIDを非表示/違反報告)
貴子(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございました^^HAさんのお話とても好きです!更新頑張ってください!! (2018年6月4日 19時) (レス) id: c30e1bf1a1 (このIDを非表示/違反報告)
貴子(プロフ) - HAさん» 良かったです!ありがとうございます^^ (2018年6月2日 18時) (レス) id: ce7d14e8eb (このIDを非表示/違反報告)
HA(プロフ) - 貴子さん» 了解です、なんとなく言いたいことは分かる気がするので大丈夫ですよ〜 (2018年6月2日 18時) (レス) id: 86b5deaff9 (このIDを非表示/違反報告)
貴子(プロフ) - HAさん» シチュエーションではないのですが、夢主が球団職員じゃないようにして頂きたいです。へんな申し付けすみませんm(_ _)m (2018年6月2日 14時) (レス) id: ce7d14e8eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HA | 作成日時:2017年8月10日 16時

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