隣 .131 ページ37
奏「 …勝った、 」
試合終了のホイッスルが鳴って、
奏ちゃんがぽろっと呟いた一言で
私はようやく、優勝を実感した。
紫「 A〜〜！勝った〜〜！ 」
試合中のあの真剣な顔からは想像も出来ないぐらい
デレッデレしながら私を抱きしめる紫耀。
誰よりもいちばんに
私のところに走ってきてくれたのが嬉しかった。
紫「 約束果たせたからさ、聞いてくれる？ 」
『 え、今！？ 』
紫「 うん、だって
改まって言うのとか恥ずかしいし 」
『 いや、でも、心の準備っていうか…その、 』
紫「 言ったじゃん、
優勝したらプロポーズするって、 」
その言葉を聞きつけた他のメンバー達も、
優「 は！？プロポーズ！？ 」
勇「 はいはい、岸くん邪魔しない 」
海「 紫耀よくやった！ 」
廉「 は、もう結婚すんの！？ 」
玄「 え、じゃあももちゃんも
アメリカ行っちゃうの？ 」
各々口を開いて、駆けつけてきた。
紫「 だああもう、邪魔するなー！ 」
『 だから今じゃないほうが… 』
海「 いいじゃん！
公開プロポーズしちゃいなよ！ね！廉？ 」
廉「 何で俺に言うねん 」
優「 まあまあヤキモチ妬くなって 」
廉「 優太にだけは言われたくない！ 」
そんないつもの雰囲気に痺れを切らした紫耀は、
強引に私の腕を掴んで、その場から連れ出した。
もちろん、後ろからは
冷やかしの声が聞こえたけど。
紫「 もう、絶対言うって決めたから 」
紫耀は頑なに私の手を離そうとはしなかった。
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タイリ - やっぱり、自分に自信を持つって大事なんだなぁ〜と、思いました。 好きな人が離れていくようで怖いけど自信を持って自分のところに戻って来るまで待っていてほしいと思いました (2018年10月16日 20時) (
レス) id: f232c3d28b (このIDを非表示/違反報告)
mii（みぃ）(プロフ) - タイリさん» 素敵な感想ありがとうございます（ ; ; ）切ない中のキュンキュンを大切にしてるのでそういう風に感じていただけて嬉しいです！！ (2018年9月9日 14時) (レス) id: 98fec86812 (このIDを非表示/違反報告)
タイリ - 初めまして、タイリです。この作品は 貴方には私しかいなくて、私にもあなたしかいない。 少し複雑だけど、お互いを思う気持ちがどこか切なくて甘酸っぱいところが、とても面白くていいと思います。 (2018年9月9日 10時) (レス) id: f232c3d28b (このIDを非表示/違反報告)
mii（みぃ）(プロフ) - クロミさん» 全然適当でいいと思います！（最低なアドバイス）ありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月16日 1時) (レス) id: 98fec86812 (このIDを非表示/違反報告)
クロミ(プロフ) - はい！そうです！やっぱりテキトーでいいですよね！ありがとうございます(ﾉ≧▽≦)ﾉこれからも頑張ってくださいね！ (2018年8月15日 16時) (レス) id: 968315edd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mii（みぃ） | 作成日時：2018年8月2日 13時
