検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:491,351 hit

隣 .31 ページ31

しばらくフリーズしていると、
永瀬からもう一度電話が掛かってきた。

また平野くんだったらどうしよう、
そう思いながらも通話ボタンを押すと。




廉「 おい!お前ほんまにどこおるん!?
紫耀がお前のこと探しに行ってんけど! 」


『 え、平野くんが!? 』


廉「 とりあえず無事なんやな? 」


『 うん、全然無事、 』



もしかして、私が黙ってたから、
平野くん心配しちゃったのかな。

でも、何で平野くんが…




廉「 もう、心配させんなや… 」


『 え… 』



柄でもない永瀬の優しい声色に
困惑していたのも束の間。




廉「 とにかく家から一歩も出るなよ!?
分かったな!? 」


一瞬にして、いつもの調子を取り戻した永瀬。




『 え、私今友達の家に…… 』


廉「 はあ!?
部活もサボって何してんねん!

とりあえず今すぐ家帰れ!
多分、紫耀もそっち向かってるから! 」


『 う、うん、わかった! 』




いつもならあり得ないけど
永瀬の言うことに従って、家の方に向かう。

その道中だった。




紫「 Aちゃん!!! 」


息を切らしてこっちに走ってくる
平野くんを見つけた。




ねえ、何で、何で私のこと、探してくれたの。

私、平野くんに心配かけたのに、
平野くんを見たら涙が溢れてしまった。





紫「 ほんとに無事でよかった… 」


平野くんは何も躊躇うことなく
私をぎゅうっと包み込むように抱きしめた。





『 平野くん、何で… 』


紫「 廉からAちゃんが危ないって聞いて、 」


『 ……え? 』




こんなに私達を搔き乱した犯人は、
あの永瀬だったらしい。

隣 .32→←隣 .30



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (402 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1192人がお気に入り
設定タグ:平野紫耀 , 岸優太 , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めいな(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしてます♪ (2018年6月17日 8時) (レス) id: 9c5016bc6d (このIDを非表示/違反報告)
mii(みぃ)(プロフ) - めいなさん» 頑張ります!!いわかいちゃんできるだけ出しますね(笑) (2018年6月16日 21時) (レス) id: 98fec86812 (このIDを非表示/違反報告)
めいな(プロフ) - これからも更新頑張ってください!by.いわかい担 (2018年6月16日 18時) (レス) id: 9c5016bc6d (このIDを非表示/違反報告)
由良 - 評価9・8なので、更新お願いします! (2018年6月11日 15時) (レス) id: 3c3c648279 (このIDを非表示/違反報告)
mii(みぃ)(プロフ) - れのんさん» ありがとうございます!最後まで頑張ります! (2018年6月11日 12時) (レス) id: 98fec86812 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mii(みぃ) | 作成日時:2018年5月23日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。