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「Aさ、部活入らへんの？」
しげは入部希望届にでかでかとサッカー部と書きこみつつ、顔だけこちらにむける。
「ん〜私は帰宅部かな」
「は、なんてもったいない！俺と一緒にサッカー部で青春の汗を流そうやないか！はっはっは！」
しげのうざ絡みは相当らしい、と入学して早１週間で学んだ。
「遠慮するね」
ちぇー、と不満げな顔をしてみせる彼をよそにもし事故にあっていなかったら、と考える。
きっとこの学校には来ていなくて、同じ帰宅部でも毎日何時間もピアノのお稽古にいそしんでいたんやろう。流星とも毎朝一緒なわけやないし、何かやりたいこと見つかるんやろうか…
なんて感慨にふけっていると、
私としげの間に見知らぬ女の子が立っていた。
「しげ！王子、サッカー部で決まりやって！」
「あ、そうなん。俺も入るで。」
「やっぱり！私もマネやるから放課後一緒に出しいこう。」
「おけ。…あ、例の幼馴染おるで」
突然しげが私を指差す。そして、女の子の視線が私をとらえた。
その刹那、
同級生には見えない美しさに思わず口があいてしまった。
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らび(プロフ) - ひかるさん» コメントありがとうございます。とっても励みになりました！頑張ります！ (2018年6月3日 20時) (
レス) id: 69089f919b (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - お話楽しみにしてます！更新嬉しいです。頑張ってください！ (2018年6月3日 17時) (レス) id: 211b81a809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らび | 作成日時：2018年5月3日 0時
