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何回かの学祭準備を経て
花火大会の日がやってきた。
わりと有名なお祭りやから、
いつもは空いている電車が混んでいる。
仕方なくドア付近に立っていると
寄りかかっていた扉があいて
驚いてふりかえったら…
「「あ」」
開いたドアの向こうに
流星がおった。
「Aも花火？」
「おん」
「しげと？」
「へ、」
「デートちゃうのん」
「いや…ちゃうよ」
「そうなん。最近…
ってか、ずっとか？二人仲良いよな」
「まあ…隣の席やから」
「ふーん」
相変わらずふわっとした会話で
彼の真意はよくわからない。
だから
「浴衣、ええな」
そう言って笑った彼が
私のことを褒めてくれたのか
彼女の浴衣を想像したのか
ようわからんくて、
胸がきゅっと苦しくなった。
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らび(プロフ) - ひかるさん» コメントありがとうございます。とっても励みになりました！頑張ります！ (2018年6月3日 20時) (
レス) id: 69089f919b (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - お話楽しみにしてます！更新嬉しいです。頑張ってください！ (2018年6月3日 17時) (レス) id: 211b81a809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らび | 作成日時：2018年5月3日 0時
