今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:20,044 hit
小｜中｜大
21 ページ21
.
買い出しを済ませて教室に入ると
みんな濱ちゃん先生の差し入れで
一旦休憩中やった。
私としげもアイスを一本ずつ受け取って
盛り上がっている輪に入る。
話題はもうすぐ行われる花火大会らしい。
親睦深めにクラスで行こうということになり
黒板に参加者が名前を書きはじめた。
「A、行く？」
「んー、どしよ」
「じゃーんけーんぽん」
突然始まったじゃんけんに
慌ててパーを出したらしげの勝ち。
「よし。ほんなら行くってことで」
「え、あ、ちょっ…」
呼び止めようとした時には
しげは黒板に二人分の名前を書いていた。
何事もなかったかのように戻ってきて
しげは作業を始める。
「突然じゃんけんしたら大抵の人パー出すねんて」
「そうなん」
「おん。せやから俺勝てた」
「ずるいやん」
「まあまあ、行けば楽しいって」
しげがそういうなら楽しくなりそうな気がして
せやな、と答えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らび(プロフ) - ひかるさん» コメントありがとうございます。とっても励みになりました！頑張ります！ (2018年6月3日 20時) (
レス) id: 69089f919b (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - お話楽しみにしてます！更新嬉しいです。頑張ってください！ (2018年6月3日 17時) (レス) id: 211b81a809 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らび | 作成日時：2018年5月3日 0時
