四回目 ページ5
順位とか着いてたぁ 応援、有り難う御座います
「グルッペン!えっと､A!つれてきたで!」
総統室と書かれた板がぶら下がっているドア。どうやらこの中にグルッペンがいるらしい。あいつが総統なのがマジって未だに信じられんな…。そう思いながらドアをノックする。ドアの前で待っていると、
「あー入ってええゾ」
と応答された。
「えと、失礼する…ます」
敬語に失敗して某超能力者みたいな喋り方になってしまったが、まぁアイツならいいだろうと思い部屋に入る。高級感のあるソファー。見るからに高そうなシャンデリア。木製の机とその上においてある書類。そして横に立つトントン…様。見るからにボスの居座る部屋で、俺は感激の声を漏らした。これであそこに座っているのが目付きの悪い不審者…及び幼馴染みでなければ完璧だな。
「…何か失礼なことを考えていないか？」
いつだって鋭いコイツはすぐに俺の考えを見破った。
「…ソンナコト考エテ無いデスヨー」
あからさまに片言な俺の言葉に彼はわざとらしくため息を着くと、少し待ってろ、と言った。言われた通りに待っていると、五分ほど経ったときにいきなり人の気配がしてきた。幹部を呼んだのか、と思いそこで待っていると、男が入ってきた。
「何の用件やグルッペ…ン…?」
用も知らないでやってきたようで金髪の男が顔をしかめている。
「あれ、誰かおる」
「ほんまやん」
ぞろぞろと効果音がつきそうなほどたくさん入ってきた。そういえば幹部だけで十人いるんだっけな。そう思いながら人数を数えていると、一人、青髪の男が入ってきた。あれは…鬱様か。すまんすまんと言う鬱様を入れるとちょうど九人。グルッペンの隣に立っているトントン様も入れれば十人だ。幹部全員集合ってことか…。え?こんな簡単に幹部集合していいの?ちらりとグルッペンの方を覗き見るが、自慢気な表情をしている彼に不安やらなんやらといった感情は全く見受けられないのであった。この国、大丈夫かな。
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星川みのる(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます!性癖が一緒ですね()美味しいと言って頂け光栄です…。これからも更新頑張ります! (3月21日 10時) (
レス) id: 15a824d39f (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - 男の子みたいな女の子大好きです…！！わくわくしながらこの物語を拝見させて頂きました！！護衛っていうポジション神すぎるし、一人称「俺」の女子にもモテる格好いい系女の子はまじで美味しすぎて…！！（（更新楽しみに待たせていただきます！！ (3月20日 22時) (レス) @page6 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星川みのる | 作成日時：2024年2月24日 12時
