神童編 〜クリスマス編2〜 ページ13
((コソコソ
「あの子、拓人様の婚約者らしいわよ。」
「私立アリア学園をご卒業されたとか。」
「可愛らしい方ね。」
なんて、ヒソヒソ話を耳にしながら、拓人にエスコートされて、ご両親の元に向かう私。
ドキドキする・・・・・。
神童「いたいた。」
A「！！！」
慌てて拓人の視線をたどると、そこには何とも上品な夫婦が、ワインを片手に立っていた。
神童「父さん、母さん。」
2人「？」
父「おう、拓人か。楽しんでいるかね？」
神童「はい。」
母「あら拓人、そちらのお嬢さんは？」
神童「紹介するよ、俺の婚約者の、槻姫Aさんだ。」
2人「！！！！！！！」
A「は、はじめまして・・・・・槻姫Aです。今日はこのようなパーティーにお招きいただいて、本当にありがとうございます。」
花蓮「まぁ。あなたが槻姫Aさんね。初めまして、私、拓人の母の、神童花蓮です。」
光基「私が父の神童光基だ。よろしくな。」
A「は、はい・・・・！！！！」
花蓮「そんなに緊張なさらなくてもいいのよ〜。」
光基「拓人とは、どこで知り合ったんだ？」
A「拓人さんとの出会いは・・・・。」
そうだ・・・・私たちが初めて話したのは・・・・。
きーちゃんが霧野くんに一目惚れした時・・・・・そう、あの時だったんだ・・・。
わぁ、なつかし〜！！
そうだよ、きーちゃんったら最初は霧野くんが好きだったんだよね。
でも今はそんなこともなかったぐらいに、剣城くんとラブラブしちゃって。
A「・・・・だったんです。」
光基「そうかそうか。霧野くんにねぇ。あなたのお友達も大したもんだ。」
神童「俺もあの時は驚いたよ。」
花蓮「拓人はその時はAさんのこと、好きだったのかしら？」
神童「え・・・・あぁ、一目惚れしたよ。」
A「///////」
花蓮「そう、良かったわね。」
光基「Aさん。」
A「はい・・・・。」
光基「あなたになら、拓人を任せてもいいかもしれないな。これからも、拓人と仲良くしてやってください。」
A「！！！！！」
これって・・・・私を認めていただけた、ってことだよね・・・・？
A「はい！！」
そう返事をして、拓人をみると、拓人は私に微笑んでくれた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ちなみに、花蓮(かれん)、光基(みつき)と呼びます♪
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神童りこ(プロフ) - winterdragonさん» ありがとうございます( ^ω^ )そう言っていただけるとやる気が出ます♪頑張るので、よろしくお願いします！！ (2013年11月26日 0時) (
レス) id: 1d90ce1754 (このIDを非表示/違反報告)
winterdragon(プロフ) - 完結おめでとうございました。番外編メッチャ面白いです。これからも、頑張ってくださいね♪応援しています。 (2013年11月25日 23時) (レス) id: 15f70aa8be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神童りこ
| 作成日時：2013年11月24日 3時
