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僕 ページ4
異常体質を持って生まれた僕は、
普通の子たちとは違う生活を送っていました。
お母さんもお父さんもとっても優しくて、
ちょっと貧乏だった僕の家庭。
でも両親の優しさに包まれて、とても暖かくて、
幸せな人生を送れるはずだったんです
僕が3歳になった日の夜。
僕は、
優しかったはずの両親に
売り飛ばされてしまいました。
宝石としての価値は高かったらしく、僕は高値で売れたようで
生きていくのに必要なお金がなかった両親はきっと助かったと思います。
幼い頃の僕はそれがどうしてなのか分からなくて、ただひたすら、
両親を恨みました。
売られた先で僕は特に何かされるわけでもなく、ただの置物のようにショーケースの中に入れられ
たくさんの宝石好きの人に見られただけでした。
でも幼い頃の僕にとってそれはとても苦痛でした。
15歳の冬。僕が活発に動ける季節。
両親と売られた先の人を
✘してしまいました。
その日の記憶はあまりありませんが、
雪がちらつくとても綺麗な夜でした。
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作者名:大天使雨宮ちゃん | 作成日時:2018年1月8日 13時