Prisonerworld【小説】 (ページ6)

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仲間のために【守】【龍神湊】ページ6

僕は相手めがけて銃をうったけど全く当たらない
みんなすばしっこすぎるんだって～
当たるわけないじゃんもう！
僕だって色々やってみたよ
雷落としたり銃の弾にちょっと刺激与える位の
やつ作ってみたりしたけど当たらなきゃ意味ないし
そんなこと考えながら時間は過ぎていった
僕は一旦部屋に戻ろうと思い中へ戻った
すると放送室がチカチカしてた
中へ入るとリズムよくライトが光ってた

「これモールス符号じゃん」

誰からだろう分からないけど
通信機使えないのかな……届かないとか……？
僕は何回も送られてくるモールス信号を
読み取った苦戦しながらも読み取ったのは
『help』という単語

「……help…？助けてだよね…えっ？！助けて？！」

そんなこと言われても誰かも分からないしどこにいるかも分からないでも
僕の体は勝手に動いてた

走り出した足はレボディショナルのシェルターの方
こっちかは分からないけど
そこから動けない状況って事だよね
僕は自分の周りに雷で壁を作って守れるようにした
僕は相手のシェルターの前まで来たけどどうやって入ろう……僕は近くの木に隠れて考えた

勢いでこっち来ちゃったけど何も考えてない
うまく能力も使えないし僕だけじゃすぐ負けると思うし
しかもこんな大きな鎌持ってちゃすぐバレるだろうから時間も無い誰かと一緒にこればよかった…
誰かいないかな……っていないよな……

まぁいいや！もう行くしかないよ強行突破だ！
僕は倒れてもいい仲間を助けられるなら
よしと行こうとした時僕は誰かに肩を掴まれて

「待って、一緒に行こう」

と言われた