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絵画裏通路から外に出て、看守用資料室前に来た。見つからないように壁際に身を潜める。
8｢あの鉄扉の先で鉄鉱石を見つけた気がする...｣
鉄扉の先の部屋は、石レンガを一部破壊すると旧精錬室に通じる通路に出てくる。
という事は。
9｢じゃあ、石ピッケルをクロノアさんに渡しますか？｣
クロノアさんと物の交換をした後、クロノアさんは看守と一緒に広場から出て行ってしまった。早めに交換できて良かった。
9｢うわっ！下水道封鎖されてる！｣
看守がしたのだろう。これでクロノアさんは完全に抜け出せなくなってしまった。
扉を開ける事以外では。
旧精錬室を探索していると、鉄鉱石を発見した。燃やす物が無いから、木材で何とかしよう。
ﾄﾗ｢これより、日数を減らさせてもらう。
9番、残り7日｣
9｢7...｣
ﾄﾗ｢8番、6番、0日｣
9｢0...｣
これで俺達は、見つかったら殺されちゃうんだな...急いで目的を果たさなければ。
8｢こっちだ！もう1回来た所戻るぞ！
向こうはもう死神君が水止めちゃって帰れないから！｣
行くぞ...
俺はそう呟いて看守用休憩室まで戻った。
6｢精錬所ってでも戻んないとでしょ？｣
8｢だから、食堂まで行ってクロノアさんの所通って...｣
6｢そうだよね、そうだよね｣
死神が分かってくれたようなので良かった。
8｢行くぞ！｣
9｢あ、今俺の前です。右の方行って...広場の方へ｣
ん、広場？
8｢いや分かんない！怖い怖い、食堂でぶち当たる可能性ある！｣
その時、死神が俺に報告した。
6｢あ、いたいたいたいた！｣
えっ、こっちに来たってことか...
俺は死神と急いで噴水から食堂に逃げた。後ろから看守の声が聞こえる。
ﾄﾗ｢さぁ止まってもらおうか！｣
急げ、急げ.....
ﾄﾗ｢さぁ待つんだ！囚人番号、8番じゃないか！｣
9｢8番!?｣
ﾄﾗ｢会いたかったぞ8番！...おおっと、6番もいるじゃないか！｣
俺がトイレに入った瞬間、死神の背中...囚人服に矢が刺さった。
何とかプールに出た俺達は、懲罰房の下に隠れた。バレるのも時間の問題か...？
9｢神経すり減るわ！｣
さっきから呼吸が荒く、少しでも呼吸を止めると死んでしまいそうだ。
9｢調理室、風呂場の方行った！｣
8｢俺らも風呂場に行くしかないな...｣
ドキドキする心臓を抑えようと、俺は深呼吸した。
8｢でも看守が今どこにいるか分からないから...｣
6｢看守がクロノアさんと接触してる時以外動けないです！｣
だから、慎重に行かないとな。
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暇人( 。∀ ﾟ)バカ - 最高でした！今まで見た中でとても気に入った小説です！最後ものすごく気になりましたw (2019年2月15日 22時) (
レス) id: 6fc569b07b (このIDを非表示/違反報告)
白 - はちみつりんごぱんさん» season0.5出ましたよー！ (2019年2月9日 19時) (レス) id: 960a2594be (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - ダメだwww本当にクロノアさんの「おはようございまーす！」→斬られるのシーン好きすぎるw (2019年2月2日 1時) (レス) id: 04d36db411 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - これにて、season1は完結となります！次回作にご期待ください！ (2019年1月31日 19時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - 霧雪@誤字王女@しましま語さん» コメントありがとうございます！実は、ここだけの話今日もとあるお話を追加しようと思ってます！それで霧雪@誤字王女@しましま語様の予想が合っているのか、判断していただければと思います！ (2019年1月31日 6時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年1月7日 22時
