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結局看守はミュート(鼓膜破り)することなく、ぺいんとを助けることが出来た。いや、ぺいんとはメタ発言し過ぎな？
死神君も帰ってきて、2人に魚を渡した。って事は、この魚食べたらもう行っちゃうのか...
8｢ほら。Aもずっとパンばっかで飽きてただろ？｣
7｢よくパンしか食べてないって分かったじゃん｣
8｢そりゃ、ここには小麦しかないから｣
まだ温かい焼き魚を渡し、ぺいんと達は行ってしまった。
7｢また、戻ってくるよね？｣
8｢多分すぐにな｣
調理場から見える3人の後ろ姿を見ながら、私はまた静かに水の中に消えた。そろそろ寒くなってきたな...やっぱり水の中じゃなくてマグマで暖をとろう。
いつの間にかマグマの暖かさに眠ってしまったようだ。
7｢ん...｣
お腹が空いたので、昨日貰った魚を温め直して食べた。久し振りにパン以外を口にした気がする。
7?(今日はどこ行くんだ？)
7(今日は...取り敢えず看守区域を見回るかな)
出来るだけこちらでも脱獄のための情報は集めたい。
私は寝癖のついた髪を直し、看守区域に来た。
7(まずは1番近い休憩室から...って、誰かいる？)
ダメだな...と思い帰ろうとすると、その人に呼ばれた。まぁ、囚人服着てるみたいだし、心配はいらないと思うけど...
7｢な、何ですか？...あ｣
8｢よぉ！｣
なんと、そこにいたのは紛れもなくぺいんとだった。
7｢何でぺいんとがここに？｣
8｢俺、今カーペットの張り替えやってんだよ｣
そう言われてカーペットを見ると、一部のカーペットが白から赤に変わっていた。
7｢これ全部、ぺいんとが？｣
8｢看守から言われてさ...｣
看守から言われたなら、手伝えない。2人分の速さでやったら怪しまれちゃうもん。
8｢A、看守に見つかったらヤバいだろ？早くこっち来いよ｣
そう言われたので、私は急いで見つからないように入った。2つの意味でちょっとドキドキしちゃった。
7｢それにしても...ぺいんと達が頑張って脱獄しようとしてるっていうのに、私は自分が逃げる事しか考えてない。私、ぺいんと達の邪魔になってない？｣
恐る恐る聞くと、何を今更、というような顔をしてぺいんとが言った。
8｢邪魔だなんて！Aがいなかったら、俺らここまで来れなかったと思うよ？Aがいてくれて、本当に良かった｣
カーペットを張り替える手を休め、ぺいんとは私に笑顔を向けた。
7(そんな笑顔でこっち見ないで...照れちゃう.....)
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暇人( 。∀ ﾟ)バカ - 最高でした！今まで見た中でとても気に入った小説です！最後ものすごく気になりましたw (2019年2月15日 22時) (
レス) id: 6fc569b07b (このIDを非表示/違反報告)
白 - はちみつりんごぱんさん» season0.5出ましたよー！ (2019年2月9日 19時) (レス) id: 960a2594be (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - ダメだwww本当にクロノアさんの「おはようございまーす！」→斬られるのシーン好きすぎるw (2019年2月2日 1時) (レス) id: 04d36db411 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - これにて、season1は完結となります！次回作にご期待ください！ (2019年1月31日 19時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - 霧雪@誤字王女@しましま語さん» コメントありがとうございます！実は、ここだけの話今日もとあるお話を追加しようと思ってます！それで霧雪@誤字王女@しましま語様の予想が合っているのか、判断していただければと思います！ (2019年1月31日 6時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年1月7日 22時
