▽ ページ13
その後も俺達は、魚を釣ったり俺に至っては水入りビンや糸なんかを釣り上げた。ゴミばかり釣るな俺。
ﾄﾗ｢どうだ？順調か？｣
9｢あの看守。こんな物が釣れました｣
そう言って俺は糸を差し出した。
6｢あ、僕もです！｣
8｢俺も、釣竿を釣りました！｣
ﾄﾗ｢凄いもん釣ったなお前。...まぁ釣り堀の掃除もしてるみたいだし、全員に5ポイント上乗せするからな｣
囚｢わーい！｣
って事は、今俺らのポイントは…
･死神君が20ポイント
･ぺいんとが12ポイント
･俺(クロノア)は...秘密
まぁノルマもクリア出来たし、あとは適当に死神君で遊ぶか。
そう思った俺は、死神くんのフードに釣竿の浮きを引っ掛けた。思いのほか、死神君はビックリしている。
最後は、俺たちの関係図を釣竿で引っ掛けて遊んでいた。俺と死神君、相思相愛だったみたいだ。ぺいんと、ごめんな？
ﾄﾗ｢それじゃあ、結果発表だ。まず1位！19ポイントで6番だ。2位は...ゴミ拾いをして3ポイント+5ポイント上乗せされて15ポイントになった9番だ｣
あら...？ぺいんとビリ？
ﾄﾗ｢1位だった6番は+2日で、8,1も普通に10日とする。ビリだった8番は、-1日だ｣
え、ぺいんと何かごめん...
それからぺいんとは、暫く放心状態だった。いつもあんなに喋ってる人が急に静かになると怖いよ。
8｢.......｣
9｢何か、無性に謝りたくなったんですけど？｣
その後もぺいんとは何も喋ることなく、俺達は移動の準備をした。
9｢ごめん...ホントごめん｣
8｢.....大丈夫です｣
大丈夫そうに見えないな...早く何とかぺいんとをショックから立ち直らせてあげなきゃ...
ｰｰｰAsideｰｰｰ
あれから私は、何とか看守の目をかいくぐって休憩室から出て、ずっと調理室の下水の中に篭ったままだ。正直、そろそろ精神がおかしくなりそうで怖い。度々裏の人と入れ替わっているようだが、それでも不安と恐怖は募るばかりだった。
7(ぺいんと達...大丈夫かな...)
奥の非常食糧庫で小麦を育て、パンを作って私は小さくちぎって口に入れた。
もうワープボールは残っていない。これ以上移動するとバレた時に必ず捕まってしまう。
全く寝ていない上に、この緊張感。私はもうすぐにでも倒れてしまいそうだった。
7?(そろそろ、変わってやるか)
私の中で何かがそう呟いた時、私は意識を手放した。今の声が、裏の人の声かな.....
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暇人( 。∀ ﾟ)バカ - 最高でした！今まで見た中でとても気に入った小説です！最後ものすごく気になりましたw (2019年2月15日 22時) (
レス) id: 6fc569b07b (このIDを非表示/違反報告)
白 - はちみつりんごぱんさん» season0.5出ましたよー！ (2019年2月9日 19時) (レス) id: 960a2594be (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - ダメだwww本当にクロノアさんの「おはようございまーす！」→斬られるのシーン好きすぎるw (2019年2月2日 1時) (レス) id: 04d36db411 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - これにて、season1は完結となります！次回作にご期待ください！ (2019年1月31日 19時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - 霧雪@誤字王女@しましま語さん» コメントありがとうございます！実は、ここだけの話今日もとあるお話を追加しようと思ってます！それで霧雪@誤字王女@しましま語様の予想が合っているのか、判断していただければと思います！ (2019年1月31日 6時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年1月7日 22時
