裏切りのクロノア ページ12
クロノアside
ﾄﾗ｢楽しみだなぁ、釣りの結果が｣
まぁ、結果なんて最初から決まってるんですけどね。
笑いながら、俺はそんな事を思った。
ﾄﾗ｢最低ノルマは10匹とするから｣
8｢え？｣
そっか、ノルマあるとか言ってたしね。
それにしても30匹は釣らないといけないってことか...
9｢ま〜じ？｣
ﾄﾗ｢今回15分間、お前達には釣りをしてもらうから。たっぷり釣るように｣
そう言い残して看守はいなくなってしまったので、俺らも釣竿を用意して釣りを始めた。
釣りって、待ってる時間が楽しいんだよね...
6｢釣り大会なんで、日数が1番少ない僕が1番釣れるんだろうなぁ...！｣
分かりやすく死神君が言ってくる。ぺいんとも適当に...
8｢まぁそうだよね！｣
6｢優しいんかい！｣
死神君、残念だったね。
8｢皆、ここにひび割れたブロックがあるんだ｣
6,9｢ホントだ！｣
ぺいんとが指した壁には、ひび割れたブロックがあった。
ぺいんとがその奥に行くと、醸なんたらかんたらが出来る部屋に繋がっていて、そこから更に、調理室の方に繋がっていたらしい。ぺいんとは調理室のかまどで鉄鉱石を精錬しているようだが、果たして上手くいくのか？
9(お話的には看守に見つかって欲しいなんて、口が裂けても言えないな)
無事、精錬が終わったぺいんとが帰ってきたものの、また調理室に行き、次は鉄ピッケルを作ってくるらしい。
8｢くそぉこんなリスクを!!｣
6｢いやぁ怖いなぁ｣
9(看守に見つかれ！看守に見つかれ！)
ぺいんとは無事、鉄のつるはしを持って帰ってきた。ちぇっ。
8｢やっと作ったよぉ...｣
しかし、安心したのもつかの間、看守が釣り堀に来た。まさか、まさか？
ﾄﾗ｢誰か、隣の醸造室に行ったか？｣
8｢いや、釣ってますよ？｣
9｢ずっと釣ってましたよ？｣
内心(やったぁ)と思いつつ、俺は平然を装った。
ﾄﾗ｢まぁ違うんだったらいいんだが...｣
そしてまた看守がいなくなると、俺達はまた話し始めた。
8｢俺はつまりもうこっから抜け出せるってことだな？｣
え、それって...
6｢いや、ダメです。皆がやらないと、ダメなんです...｣
8｢皆が死んでも！俺は、最低生き残れるという事だぞ？｣
アンタ、それでもプークス団のリーダーか。Aがこれ聞いてみろ。きっと.....あ、いい事思いついた。
9｢Aがこれ聞いたら、何て言うんですかねぇ？｣
8｢クロノアさん！A使うのはズルいって！｣
あー、楽しい(^^)
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暇人( 。∀ ﾟ)バカ - 最高でした！今まで見た中でとても気に入った小説です！最後ものすごく気になりましたw (2019年2月15日 22時) (
レス) id: 6fc569b07b (このIDを非表示/違反報告)
白 - はちみつりんごぱんさん» season0.5出ましたよー！ (2019年2月9日 19時) (レス) id: 960a2594be (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - ダメだwww本当にクロノアさんの「おはようございまーす！」→斬られるのシーン好きすぎるw (2019年2月2日 1時) (レス) id: 04d36db411 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - これにて、season1は完結となります！次回作にご期待ください！ (2019年1月31日 19時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - 霧雪@誤字王女@しましま語さん» コメントありがとうございます！実は、ここだけの話今日もとあるお話を追加しようと思ってます！それで霧雪@誤字王女@しましま語様の予想が合っているのか、判断していただければと思います！ (2019年1月31日 6時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年1月7日 22時
