さようなら、田中 ページ2
ぺいんとside
9｢取り敢えず牢屋の下の石炭の所空けちゃうね？｣
8｢はい！｣
シルバーフィッシュに追われつつ、俺は必死に返事した。
6｢あぁ！看守通ってった！｣
8｢分かった、一旦調理場戻る｣
シルバーフィッシュから何とか距離を置き、俺は水の中に飛び込んだ。
6｢あ、看守戻ってった。医療室の方に｣
8｢OKOK...｣
遠ざかったのなら、もう1回挑戦してみるか。
立ち入り禁止の所にもう一度来ると、水があることを発見した。しかし、その奥は模様付きレンガによって先に進めない。
ﾄﾗ｢じゃあ一旦、食堂に集合してもらおう｣
8｢はーい｣
9｢分かりましたー｣
途中シルバーフィッシュに殺されかけたけど...何とか丸石を壊して逃げた。
ﾄﾗ｢楽しめたか？｣
8｢はい！｣
明るく返事をしてバケツを返した。
ﾄﾗ｢じゃあバケツを回収しよう。9番？｣
すると、クロノアさんの顔が曇った。え、バケツ無いんですか？
9｢あ、バケツ捨てちゃいました｣
ﾄﾗ｢どこに捨てたんだ？｣
9｢どこだったっけ...？｣
ﾄﾗ｢では、8番には先に牢屋に戻ってもらって、9番は俺と一緒に探しに行こう｣
クロノアさん...バケツに何か入れてたのかな？証拠隠滅の為に捨てたんなら分かるけど。
ﾄﾗ｢刑務所の備品だぞ？｣
9｢そうですね.....｣
ﾄﾗ｢これには申し訳ないが、-1日の刑を...｣
やっぱそうなっちゃうのか。
9｢はい、すいませんでした。以後気を付けます｣
これでまた1日、処刑日までが短くなったな。急がないと...
ﾄﾗ｢手紙は書けたか？｣
6｢あの、失敗しちゃって...｣
あぁ、あの『園芸初級』のヤツか。
6｢署名しちゃって｣
ﾄﾗ｢何故署名したんだ？｣
6｢あの、後から間違えてるのに気付いて｣
ﾄﾗ｢じゃあ、本を交換するから渡してくれ｣
お？これはマズいんじゃない？
6｢書きます...｣
ﾄﾗ｢書きますはおかしいだろ？だって署名したんだから｣
6｢あ、あの...何ならそっち側のミスっていうか｣
コイツ言ったぞ！看守に言っちゃったよ！
6｢頂いたヤツが『園芸初級』って書いてあって｣
ﾄﾗ｢あ〜...こっち側のミスだな、完全に｣
認めたぁー!!やっぱコイツバカだったじゃないか！
ﾄﾗ｢何故最初に言わなかったんだ？｣
8｢いや、何か意味があるのかなって深い考察を...僕らに木を育てろってことなのかなって.....｣
実際は看守怖いって所まで考察してたけどね。
本当に看守、Aいなくなってから色々とやらかしてない？
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暇人( 。∀ ﾟ)バカ - 最高でした！今まで見た中でとても気に入った小説です！最後ものすごく気になりましたw (2019年2月15日 22時) (
レス) id: 6fc569b07b (このIDを非表示/違反報告)
白 - はちみつりんごぱんさん» season0.5出ましたよー！ (2019年2月9日 19時) (レス) id: 960a2594be (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - ダメだwww本当にクロノアさんの「おはようございまーす！」→斬られるのシーン好きすぎるw (2019年2月2日 1時) (レス) id: 04d36db411 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - これにて、season1は完結となります！次回作にご期待ください！ (2019年1月31日 19時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - 霧雪@誤字王女@しましま語さん» コメントありがとうございます！実は、ここだけの話今日もとあるお話を追加しようと思ってます！それで霧雪@誤字王女@しましま語様の予想が合っているのか、判断していただければと思います！ (2019年1月31日 6時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年1月7日 22時
