9th love ページ9
＊
マッチングアプリの怖さに震えながら出社した私。
その後、昼休みになっても何故だか震えは止まらなかった。
「あんた、すごい顔色悪いけど！？！大丈夫！？」
いつものように食堂に行くと、待ち合わせたゆみに大声で心配される。
「え、ほんまー？」
たしかに、いつもよりパソコンの文字に酔ったし、なんだかクラクラすると思ってたけど、昨日の出来事を引き摺ってるからだと思っていた。
ゆみにおでこを半分叩くような勢いで触られる。
「熱高！？！ねえ、絶対帰った方がいいよまじ。よく午前がんばれたね？」
捲し立てられ、検温すると39度近くあり、私は上司に報告したあと言われるがまま早退した。
あー。熱なんていつぶりだー？熱を自覚したら、めちゃくちゃしんどくなってきた。
家に帰ると、
『お疲れ！私今日予定あるから家行けないけどゆっくり休みなよ！』とゆみからLINEが入っていた。
ゆみに昨日のこと相談できなかったな、と思いつつも、相談したら確実にその男はやめとけって言うやろうなと思うと、言わなくてよかったような気もした。
もうほぼお母さんやん…いや、どっちかっていうとお父さんか…。
『了解！ありがとう！』
とゆみに返信して、そんなことをぼんやりと考えていると、いつの間にか深い眠りに落ちていた。
次意識を取り戻したのは、夜になってからだった。
やばい、喉がカラカラなのに水がなさすぎる…。薬も食べ物もない、、。
普段買い出しをギリギリにならないとしないズボラさを恨みながら、布団に包まり直した。
そういえば、かずさん…。
朝から一度も返信してなくて、見ると『なんかあった？』と一言だけ追ってメッセージが入っていた。
ああ。1番近くに1番会いたくて、買い出しを頼りたい人がいるやん。そう思った。住んでる場所は、会話の中で一階に入ってるカフェをおすすめしたことがあり、大体分かってるはずだった。
でも、来ないよね。昨日もやんわり断られたし、でも会いたかったとか、もうなんかよくわかんないこの人…。
熱で朦朧とする意識の中、何も考えられなくて、
「返事遅れてごめんなさい。39度出ちゃって、会社早退したんです。」
とだけ返信し、また眠りに落ちていた。
でもまたその眠りから覚めたのは、思ったよりも早い30分後。
アプリの通知がブーブー鳴って、起こされた。
「誰…。」
擦る私の目に飛び込んできたのは、かずさんからのメッセージだった。
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えりか(プロフ) - とてもキュンキュンしました。すごく続きぐ気になります。 (2022年11月3日 22時) (
レス) @page16 id: 178f4baa14 (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 大橋担なのでとてもワクワクドキドキしながら見ております🤍とても面白いです！更新楽しみにしています！ (2022年9月20日 7時) (レス) @page16 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 更新頑張ってください！！なにわ男子の小説は初めてみましたｗｗ (2022年6月4日 3時) (レス) @page13 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ - かつみさん» 嬉しいコメントありがとうございます！更新楽しみにしててください〜(*´◒`*) (2022年6月3日 19時) (レス) @page11 id: 68235cee83 (このIDを非表示/違反報告)
かつみ(プロフ) - うわぁめちゃくちゃ楽しいです！続きも楽しみにしてます (2022年6月3日 13時) (レス) @page11 id: 7b9e68d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ | 作成日時：2022年6月2日 18時
