8th love＊和也side ページ8
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やばいどうしよ。
めっちゃ会ってみたいなー。
素直にそう思った。
この仕事してなかったら、多分すぐにでも走って行ってた。
なんなら話してた近くのカフェもいっぱい一緒に回ったり、もう既に二人でしたいことなら山積みやった。
でも、あかんなあ。
大倉くんにも釘を刺されている、「大事な時期。」というワードが頭をよぎる。
そんなことを考えてたら、部屋のインターホンが鳴り響いた。
カメラを見ると、映ってるのは恭平やった。
「どしたんー？」
とりあえず部屋の中へ入れる。俺らなにわ男子は、7人同じホテルのフロアに一部屋ずつ借りていて、恭平は俺の向かいの部屋だ。
「大橋くん、今日俺ちょっとここで寝るっすわ。」
神妙な面持ちで、恭平が持ちかける。
「え、なんでなんでー？笑」
「ほんまに、これガチなんすけど、
今日の映画の感動まだきてて一人やとやーばいっす。」
クールに見えて誰よりも感動屋な恭平らしい理由にめちゃくちゃ吹き出してまう。
「ひゃっひゃっ！やばあ！めっちゃかわええやんきょうへー。ええよー？今日一緒にお酒飲んで寝よかー」
「いっすか？あざーす！大橋くんめっちゃ部屋片付いてますね。」
恭平を俺の特等席である窓際のソファーに座らせて、お酒の準備をする。
今日は散歩に行かないことになった。つまり、Aちゃんに会わんことになる。
ちょっと残念やと思ってる自分が怖い。多分やけど、恭平来んかったら行ってもーてたような気がする。
Aちゃんにおすすめされた桜橋公園に行くなんて、ほんまはおったらええなって期待してなかった訳じゃないもんな。
「何俺、めっちゃ好きやん。」
「え？俺大橋くんめっちゃ好きっすよ」
素っ頓狂な返事をする恭平に笑いながら、Aちゃんに会えないことを返信した。
可愛いって言ったのは、会えないけど少しでも気持ちに気づいてほしい悪あがきで、その後焦って恭平の名前を出してしまった。めっちゃ危ない。笑笑
夜が更け、飲み過ぎた恭平はぐーすかいびきをかいてソファーで寝てしまった。
俺もちょっと酔ったなあ。
「ほんまは会いたかってんよ。」
.
呟きながら、その旨をAちゃんに勢いで送ってしまう。
ずるいよなごめんな。
胸がギュッとなるのが分かった。
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えりか(プロフ) - とてもキュンキュンしました。すごく続きぐ気になります。 (2022年11月3日 22時) (
レス) @page16 id: 178f4baa14 (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 大橋担なのでとてもワクワクドキドキしながら見ております🤍とても面白いです！更新楽しみにしています！ (2022年9月20日 7時) (レス) @page16 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 更新頑張ってください！！なにわ男子の小説は初めてみましたｗｗ (2022年6月4日 3時) (レス) @page13 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ - かつみさん» 嬉しいコメントありがとうございます！更新楽しみにしててください〜(*´◒`*) (2022年6月3日 19時) (レス) @page11 id: 68235cee83 (このIDを非表示/違反報告)
かつみ(プロフ) - うわぁめちゃくちゃ楽しいです！続きも楽しみにしてます (2022年6月3日 13時) (レス) @page11 id: 7b9e68d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ | 作成日時：2022年6月2日 18時
