100話 有能(rd side) ページ8
この薄暗い通路で響くのは息、足音、爆発音そして･･･
zm「オラオラ！早く逃げへんと追いつかれるでー！」
ゾムの笑い声。(泣)
怖すぎるっピ！
na「ちょっとらっだぁさん！何俺たちを巻き込んでるんすか！」
rd「そこに君らが居たのが悪いんじゃん！」
na「俺らだってこんな状態だとわかったらあそこに居ませんでしたよ！」
rd「少し激しめのマラソンだと思えば大丈夫！」
na「何がですかそれえええ！！」
と、なかむと走りながら楽しく(？)会話をしていると後ろから投げてきた爆弾が俺の後頭部にぶつかる。
rd「いでｯ！ちょっとゾム！投げる時は前に、気をつけ･･･ろッ！」
頭にカチーンと来た俺は爆弾が落ちる瞬間にボールを蹴るような動作で後ろに蹴り返すと、それをゾムはナイフで上に弾き爆発した。
na「いやまず投げないでほしいんですけど！？」
zm「ヒヒッ！スマンスマン！や、やけどやっぱらっだぁと殺り合うん楽しいわ！」
rd「ハハ！俺は全く楽しくないね！」
すると隣で走るなかむが話しかけてくる。
na「このままじゃいつかやられる･･･らっだぁさんの能力でなんとかできません？」
rd「あーあれ、俺にかかる負担が大きすぎるんだよね。使いすぎると眠りはしないけどしばらく動けないから。俺の使い魔もいるけど結界張るだけでこの状況を変えることはできないよ」
sm「いやらっだぁさんじゃなくて一番便利な能力があるだろ」
そう言ってスマイルはなかむをチラッと見る。
rd,na「「あ」」
na「あー！俺時間操れるんだった！」
rd「ﾈｹﾒ！やっぱお前しか居らんわ！」
na「ま、待ってください！俺もこの能力は補充したいので保って10秒ですよ！」
rd「いやそれで十分っしょ。この先に分かれ道があるから俺、なかむとスマイルの二手に分かれよう」
sm「いやそれ･･･」
rd「らっだぁさんに任せなって！」
na「らっだぁさん･･･！俺、前までらっだぁさんの事嫌いでしたが好きになりました！」
rd「唐突な告白･･･って嫌いだったの！？」
na「ハハハ、冗談ですよw･･･では＿＿」
なかむは足を止めて振り返る。
zm「ん？諦めたん？」
na「まさか･･･オニゴッコはここまでですよ。"
パチンッ
そう言いながら指を鳴らす。
すると時が止まったように音が一切無くなり、落ちてくる水も空中で止まった。
スゲェ･･･
na「さぁ早く！」
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あげどーふ(プロフ) - 頭おかしい夢女子さん» 初コメありがとうございます！！そして褒めていただけるなんて嬉しいです！手も足も頭も出ないとなれば亀ですよそれ！亀で飛んでるとこ見てみたいので((((気が向いたら絵も載せようと思います！更新頑張ります！！ (5月13日 11時) (
レス) id: 3eb00a5d1e (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい夢女子 - 初コメ失礼します！あげどーふ様の絵と文才が凄くて手も足も頭も出ません（？）また、絵を飾ってもらえると嬉しくて宇宙まで飛んでみようと思います。体調に気をつけて更新頑張ってください！拝啓____頭おかしい夢女子 (2023年5月1日 0時) (レス) id: acd727f7b1 (このIDを非表示/違反報告)
あげどーふ(プロフ) - 藍素さん» わあ！あけましておめでとうございます！毎回読んでいただきありがとうございます！ミンチに･･････する！？その間が怖い！ (2023年1月9日 0時) (レス) id: 3eb00a5d1e (このIDを非表示/違反報告)
藍素(プロフ) - 明けましておめでとうございます！毎回楽しく読ませてもらってます！取り合えずミンチにしときますね！(ミンチには……しますん) (2023年1月8日 15時) (レス) @page16 id: 81a29d8f69 (このIDを非表示/違反報告)
あげどーふ(プロフ) - 空き箱パラダイスさん» ありがとうございます☆最近忙しかった私事も落ち着いてきたので近いうちに更新します！ (2022年12月7日 20時) (レス) id: 3eb00a5d1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あげどーふ | 作成日時：2022年11月8日 7時
