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『…ん…』





いつの間にか、俺も寝てしまったらしく。





気が付いたら、カーテンの隙間から





朝日が差していた。





寝室の時計を見ると、朝の5時前。





『…あ、大分ぬるくなってる。』





昨日圭人と知念が買ってきてくれたコンビニの袋にあった





冷えピタを取りだして、




とっくにぬるくなってしまったものと新しくなったものを交換する。





『ちょっと冷たいけど…ごめんな。』





昨日とは違い、すやすやと静かな寝息を立てているA。





前髪をそっと払って、新しいものを貼った。





「ん…」





『あ、』





起こしちゃったかな…





「…りょう、すけ…?」





『おはよう。』





「…っ、私っ!!」





がばっと勢いよく布団から飛び起きるA。





『そんな急に起きるなって!!大丈夫だから…』





「でもっ、」





『今日はオフにしてもらったから。しっかり休んで、明日からまた頑張ろ?』





「…ごめん…撮影中だったのに…」





『気にすんな。それよりも…』





俯いてしまったAの頬を両手で包んで、顔を上げる。





『今度から具合が悪い時は、ちゃんと言うこと。いい?』





「…でも、」





『俺に心配かけるとか思ってんだろ?…あのね?





いきなり倒れられる方が心配になるの。分かった?』





「…うん…」





『皆も心配してたから、明日元気な顔見せてあげよ?』





「…うん。」





翌日、Aは無事に回復して。





またいつも通りの毎日になりました。





やっぱりAは元気じゃなくちゃ!





* * * * * * *

主人公が過労で倒れる→メンバー心配

主人公が熱を出す→無理して仕事の後、涼介くんに
支えられて寝る

でした!

テストが終わったので、大量更新です♡

まだまだ行きますよ〜!!

□王子×姫×LIVE MONSTER。→←2



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作者名:◆萩森奈々未◆ | 作成日時:2016年4月8日 17時

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