× 分からない × ページ42
森本「………………。」
A「………………。」
近付いて寝ててもジェシーには聞こえないように…
微かな声で慎太郎に聞かれたのは…
森本『……俺のこと好き…？ﾎﾞｿｯ…』
たったそれだけだった…たったそれだけだけど…
慎太郎がどーいう意味で聞いたのか分からなかった…
メンバーとしてなのか…同期としてなのか…
友達としてなのか…それとも異性としてなのか…
" 異性として "ってことは有り得ないだろうけど…
この歳にもなって…色々な恋を経験してきたし…
色々な慎太郎の顔も見てきたから…
何となく…どんな意味で聞いてきたのは分かってた…
A「まだ酔ってんの？笑」
森本「違う、酔ってねぇよ…？
意味…分かってんだろ…？ﾎﾞｿｯ…」
A「………………。」
慎太郎には見抜かれてたけど…
こんな顔で見てくる慎太郎は初めてで…
どう答えたらいいのか分からなかった…
森本「……A…？」
A「……分かってるよ…分かってるから…
どう答えたらいいのか…分かんない…ﾎﾞｿｯ…」
森本「……何も考えなかったら…？
俺のこと好き…？ それとも嫌い…？ﾎﾞｿｯ…」
A「何も考えなきゃ…好きだよ…？
好きじゃなかったら一緒にいないよ…ﾎﾞｿｯ…」
初めて慎太郎と目を合わせてることが気まずくなって…
逸らせば頬っぺに手を当てられてまたすぐに目が合う…
森本「……嫌だったら…ぶん殴っていいから…ﾎﾞｿｯ…」
その言葉と同士に慎太郎はそっと近付いて…
音も立てず…優しいキスをおでこに落としてきた…
A「っ………///」
森本「ふっはっ…笑 そんな顔すんだ…？笑///ﾎﾞｿｯ…」
A「うるさいなっ…///ﾎﾞｿｯ…」
《 ガタッ… 》
ｼﾞｪｼｰ「んん〜…北斗〜待ってよ〜…」
森本「……ビックリしたぁ〜…笑」
A「ジェシー…寝相悪いから…
テーブルずらしてくる…笑///」
椅子を引いて慎太郎から離れれば…
腕を引っ張られて抱き締められた…
A「ちょっ…慎太郎…？」
森本「……少しだけ…こうさせて…？ﾎﾞｿｯ…」
A「……分かった…」
《 ギュッ… 》
A「………………。」
慎太郎とハグするのは初めてじゃないけど…
" いつもするハグの意味じゃない "って分かってたけど…
自分の気持ちも分からないままそっと腰に手を回した…
森本「……ありがとな…笑ﾎﾞｿｯ…」
A「……う…ん…」
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うドン - satoさん» ほんとですか？！ ありがとうございます！ (2021年12月10日 5時) (
レス) @page5 id: a2adb8f7b2 (このIDを非表示/違反報告)
sato - めっちゃ面白かったです！！！続き待ってます！！！ (2021年12月5日 20時) (レス) @page5 id: abe826ec4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うドン | 作成日時：2021年12月5日 5時
