恋人はママちゃん２【白】 (ページ50)

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「いや〜黙ってやるのも大変だったわ～」

「大変なのは喋りたくなるのが、だろ」

「おう！」

しょっぴーのツッコミに佐久間くんは大きく頷くから皆から笑いが起こる。

「でもよくプールなんて借りれたよね」

「そこは佐久間さんの魔法でちょちょいとね！」

ふっかさんの言葉に佐久間くんはニヤリと笑うと謎のポーズを決めた。

これは深く触れない方がいい感じかな？

「あ、じゃあ俺Aさんにプールに行ける事伝えるね！」

「任せた〜」

俺はスマホを取り出してAに佐久間くんがプール貸し切ったらしいから一緒に行けるよってメールした。

いつもはすぐ返事が来るから画面を見て待ってたら、めめに肩を叩かれた。

「何？」

「良かったな、ラウール。これでAさんの水着姿見れんじゃん」

爽やかな笑顔でとんでもない事を言うめめに俺は慌てて反論する。

「はぁ？⤴そんな事思ってないし」

「あらやだ、ラウール思春期真っ盛り？」

ふっかさんがからかうようにニヤニヤするから、なりたくないのに顔が赤くなるのを感じた。

「あ、返事来た！」

タイミング良くAからメールが来たから画面を開けば。

『貸し切ったとかさっくん凄いね!!泳ぐの楽しみにしてる♪』

と書かれていたから皆に見せたら佐久間くんがまたドヤ顔してた。

「次の休みが楽しみだね！」

皆それぞれ次の休みに思いを馳せる中、何故かふっかさんが少し厳しい顔をして呟いた。

「あの文面…ちょっと嫌な予感がするな…」

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お話の途中ですが、話数が満タンになりましたので次に移行します。
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